三浦友和 大ヒットヤクザ映画の続編が完成 極悪人を演じる「よき夫」を直撃!

投稿日: 2012年10月04日 15:00 JST

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巨大暴力団組織の内部抗争を描き、大ヒットした、北野武監督・主演の映画『アウトレイジ』(10年)。その続編『アウトレイジ ビヨンド』がいよいよ公開される。三浦友和は、前作で若頭から山王会二代目会長に上り詰めた男、加藤を演じる。

みうら・ともかず★

52年1月28日生まれ、山梨県出身。71 年、ドラマ『シークレット部隊』(TBS系)で俳優デビュー。70年代にはTBS系のドラマ『赤いシリーズ』や、映画『潮騒』『青い山脈』(ともに75 年)などに出演し、一世を風靡。近年の出演作に映画『沈まぬ太陽』(09年)『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(11年)などがある。13年公開の映画『ストロベリーナイト』に出演。

映画『アウトレイジ ビヨンド』

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監督・脚本・編集/北野武 10月6日(土)~、新宿バルト9&新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C)2012『アウトレイジ ビヨンド』製作委員会
(オフィシャルサイト)outrage-movie.jp
スタイリスト/藤井亨子

 

――三浦さんは前作『アウトレイジ』からの続投で、『続編があったら次も出たい』とおっしゃっていました。そう思われた理由はどこにあったんでしょうか。
「北野監督の作品はほとんど見ているんですけど、独特の世界観があって。作家性がすごく強い監督なので、作品に出るということは、その世界に入っていけるという楽しさがあります。だからこの作品だけでなく、この先も北野ワールドにははまってみたいなと思っています」

――山王会二代目会長・加藤をどう分析されて、今作は演じられたんでしょうか。
image「今回は会長に上り詰めて、追われる形になるだろうから、人間性がまったく見えなかった前作と比べると、『弱さ』が出てくるだろうと思いました。そういうところを意識して演じましたね」

――三浦さんは、加藤に共感できる部分はありましたか?
「ないですよ(笑)。ヤクザ映画なのに、義理も人情も何も描かれていないのが、この映画の特徴。家庭があるのかないのかとか、そういう部分さえも描かれていない。そういう意味ではすごく“乾いた”作品ですよね。そこが面白いんです」

――おっしゃる通り、「情」の部分が描かれていないですよね。撮影期間中は、役や作品のテンションを引きずったまま、日常を過ごされていたんでしょうか。
「いいえ。役柄の引きずりようがないくらい、撮影がすぐ終わっちゃうんですよ。とてもあっさりしていて。夕方くらいまでかかるのかな、と思っていると、午前中で終わったり。準備のほうが長くかかったりする場合もあります」

――登場人物は、ほぼ男性だけです。現場の雰囲気はどういう感じなんでしょうか?
「殺伐としていますよ。撮影の時間も、先ほど言ったように早いので、みんなで雑談する時間もないし、そんなに親しくなる間もないんですよね」

――『北野組』が初めての方だと、戸惑うかもしれませんね。
「みんな、そういう感想を持ちますね。ある意味、不完全燃焼で終わってしまう。『え、もう、終わっちゃったの?』っていう」

――三浦さんも、北野監督と初めての撮影のときは、その「不完全燃焼感」というのはありましたか?
「ありましたね。『これでいいのかな?』ってずっと思っていました。でも監督は『OK』って。『自分でNGだと思ったら、言ってくださーい』っていう、そういう現場ですから。でも、できあがりを見ると不完全燃焼な形には映っていない。そこが『北野マジック』というか」

――三浦さんは「いい人」の役を多く演じているイメージがあるんですけど、悪人を演じる楽しさは、役を通してありましたか?
image「もともと、そんなにいい人じゃないので(笑)。子供のころ、高倉健さんの任侠映画などを見て、憧れたりしますよね。そういうことに憧れる瞬間って、男の子にはあるんです。そういう憧れを、大人になってから解消したというか。人間の狡猾さ、弱さも含めて、演じることを通して、それが達成できたという感じはあります」

――では、いい人を演じるときのほうが違和感が?
「特別にいい人というわけではないですからねえ(笑)。役柄のおかげでそういうイメージがあるかもしれないけど、いろいろな面を持っているんですよ。だからこの(俳優の)仕事には向いているのかな、と思いますけど」

――お2人の息子さんたちのご活躍は刺激になっていますか? 頼もしく見守っているという感じでしょうか。
「いや、心配ですよね。この世界で長く生きていくのは大変だから、がんばってほしいという想いはあります。厳しい世界だということは最初に言っておいたので、わかっているようです。親ができることは育てあげることまで。あとは何もできないですよ」

――三浦さんが思うこの作品の魅力は?
「やはり『北野ワールド』です。ほかのヤクザ映画とはちょっと違うスタイルで。ところで、(前作を見ていなかった記者に対して)前作を見なくても物語が分かりました?」

――見る前に相関図を見たので(笑)。でも、事前に情報収集をしなくても、単作として充分楽しめると思います。
「そうですか。でも『アウトレイジ』も観てください。僕が演じた加藤はものすごくずるい奴ですから。DVDもブルーレイもありますので(笑)」

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