柳英里紗 「まるで本物」の姉妹を演じられた秘訣は「私生活」と「監督のアドバイス」

投稿日: 2013年02月21日 00:00 JST

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死期が近い父親の写真を撮ってくるよう、母親からのおつかいを頼まれた姉妹を描いた映画『チチを撮りに』が公開される。14年前に家を出た父の記憶は、おぼろげなもの。父の実家では、予想外の事実が待ち受けていた。柳英里紗は、姉の葉月役を演じた。

柳英里紗

4月30日生まれ、神奈川県出身。09年、映画『金髪の草原』でデビュー。これまでの出演作に映画『天然コケッコー』(07年)、『そうなんだ』(09年)、主演を務めた『惑星のかけら』(11年)などがある。

映画『チチを撮りに』

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監督・脚本/中野量太
2月16日(土)より新宿武蔵野館にてレイトショーほか全国順次公開
©2012 ピクチャーズネットワーク/日吉ヶ丘ピクチャーズ
(オフィシャルサイト)http://chichitori.com/

 

――とても心温まる話だと思いました。完成作をご覧になっての感想はいかがでしたか?
「全部で3回、見ました。どの回も、最初は自分の演技ばかり気になって客観的に見られないんですけども、この作品は2回目には、すんなり作品の世界に入れました。心が温まる、なんて素敵な家族の話なんだろうって思いました。撮影していたときよりも、キャストさんが好きになりました」

――いつもと違った理由は、何かあるんでしょうか?
「これまで私が演じてきた役は、家出少女だったり、引きこもりだったり、ちょっと変わった役が多くて。今回は、役が愛せたのかなと思います」

――姉妹の姉、葉月という、イマドキの女の子を演じましたが、彼女をどう分析して演じられましたか?
「最初に台本を読み終わったとき『自分に似ているな』と感じたんです。というのも、私も映画と同じように、3歳下の妹がいて、ケンカもよくするし、言い合ったりすることもあります。なので、自分が経験したことを思い出しながら、演じました」

――実際に映画のような口ゲンカを、妹さんと?
「しょっちゅうしていましたね。映画の中に、妹はお寿司だとマグロがいちばん好き、みたいな描写がありますが、うちの妹もとにかくマグロが好きで、お寿司をめぐって会話をしているシーンでは、本当の妹とケンカしているような錯覚に陥りました」

――中野量太監督が、柳さん出演の映画『天然コケッコー』を観て出演を依頼されたそうですね。
「はい。すごくうれしいことですよね。5~6年前の作品なのに、私のことを知っていただいていたというのは。自分とはかけ離れた性格の役を演じるのも楽しいんですけど、この作品のように、自分の経験をうまくいかせるような役もすごく楽しいので」

――現場で、監督からのアドバイスは何かありましたか?
「監督は、初めて私と会ったときに『葉月そのまんまだ』と思ったそうなんです。だから『柳さんが思う葉月を演じてみて』と、言われました。それで、役に関してもあまり作り込むことはせず、昔の自分を思い出して葉月を演じました。そう思えたのも、監督がいろんなことを仕込んでくれていて。撮影に入る前、妹役の松原菜野花ちゃんに会わせてくれて、そのとき『今日は、お母さんの誕生日という設定でプレゼントを2人で買いに行って。そのあと、2人でプリクラを撮ってきて。それから毎日、メールの交換をして』と言われたんです。そのとおりにしていたら、自然と役ができていった感じでした。撮影前に気分を作っていただいたんだと思います」

――お母さん役は渡辺真起子さんでした。いつも強烈な役柄を演じることが多い渡辺さんですが、一緒にお仕事をされてみての感想はいかがでしたか?
「もともと映画を見るのがすごく好きなので、真起子さんが出演している作品もたくさん見ていて、お会いするのが楽しみでした。実際にお会いしたら、期待を裏切らない真起子さんでいてくれて、さらに憧れの女優さんになりました。まわりのことをよく見てくれている女優さんだなと思いました。」

――渡辺さんは、現場でもいろいろアイデアを出されていたんでしょうか?
「監督といつも話し合っていましたね。2人で作りあっている感じがしました。その様子がすごく母親っぽい感じで。お母さん役が真起子さんでよかったです」

――柳さんのお母さんとは似ている?
「うちの母とは似てないですね。うちの母はどちらかというと、心もとないほうなので、真起子さん演じる母親にすごく憧れました」

――ベルリン国際映画祭映画祭のジェネレーション部門正式招待作品として、現地で上映されますね。
「はい、ベルリン映画祭にも行かせていただきます。初めてなので、今は緊張のほうが強いです。レッドカーペットを転ばないように歩かなきゃとか(笑)。いろんな俳優さんがいらっしゃるので、あちこちに気を取られると大変なので、自分のことだけを考えていきます」

――この作品の魅力はどういうところにあると思いますか?
「いろんな年代の人が、さまざまなところで共感できると思うので、映画を見終えたあと、家族について考えられる時間を持てるんではないでしょうか。私も、自分のそばにいる人たちのことを考えました。そういうことって日々の生活で忘れがちになるので、この映画で振り返ってもらえたら」

――柳さんは小さいころから子役として活動されてきましたが、今後はどんな女優になりたいですか?
「お芝居がすごく好きなので、脇役でも構わないのでたくさんの作品に出たいです。『名前はわからないけど、あの人よく見るよな』、と、いわれる女優さんになりたいです」

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