安藤玉恵 『あまちゃん』の彼女が舞台で挑戦する「リアルすぎて怖い!」女性の群像劇

投稿日: 2013年12月17日 00:00 JST

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竹中直人が、劇作家で演出家の倉持裕(ゆたか)(劇団ペンギンプ
ルペイルパイルズ主宰)とコンビを組み、新たな舞台シリーズを始動させる。その名も『直人と倉持の会』。

「竹中さんは、倉持さんにゾッコンで。お酒を飲むと、『倉持さん、好きだ〜』って必ずおっしゃってますから(笑)」
そう語るのは、同シリーズの第1弾『夜更かしの女たち』に出演する、安藤玉恵。連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で観光協会の“栗原ちゃん”を演じ、ブレイクした演技派女優だ。今回、彼女が演じる寿美(すみ)は、竹中扮ふんする教師の教え子のひとり。15歳でシングルマザーになり、地域の人たちに助けられながら一人息子を育てた不良娘だ。
「昔からヤンキー役が多いんです。今回、とうとうここまできたか、って感じ(笑)」
物語は、女優の十和子(中越典子)が故郷の駅のホームに到着した場面から始まる。

「同じ時刻に起こった2つのドラマを、停車する車両の裏と表を舞台に描く、という手法で見せます。その発想が面白いと思いました。1幕が終わり、2幕は当然、1幕の話の続きだと思うでしょう? でも、そうじゃないんです」

恩師の送別会だったはずが、話題は15年前に自殺した男子生徒の事件の真相へと移り、女たちは語られることのなかった真実を明かし始める。

「昔の関係から浮き上がる女性たちの嫉妬や思惑が、セリフの端々から感じられます。倉持さんは女性を観察せず、自分の想像で書いたそうですが、リアルすぎて怖い!」

ミステリー仕立ての謎解きには、キャスト陣も困惑した。
「ところどころにキーワードがちりばめられていて、1回見ただけでは、わからないかもしれません。リピーター券を出したほうがいいんじゃないかな(笑)」
大学のサークルで演劇と出合った彼女。それまでは、外交官を目指していたという。

「緒方貞子さんのようになりたかったんです。でも、演劇サークルの人たちが面白くて、とにかく楽しかった。就職せず、アルバイトをしながら演劇をやろう、って」

映画『夢売るふたり』(’12年)では風俗嬢を演じるなど、素顔とはかなりギャップがある役が〝ハマり役〟となってきた印象があるが……。

「自分から挑戦したい役はなくて。役をもらえるうちは、死ぬまで地道にやっていきたいですね」

舞台で見せる、彼女の新たな顔に注目したい。
 
あんどう・たまえ

’76年8月8日生まれ、東京都出身。早稲田大学在学中に演劇を始め、卒業後の’04年から3年間、劇団「ポツドール」に在籍。看板女優とし
て活躍。退団後、映画『松ヶ根乱射事件』(’07年)、『ぐるりのこと。』(’08年)などの演技で注目を集める。映画『夢売るふたり』(’12年)で第27回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。’ 13年はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演した。

舞台『夜更かしの女たち』


作・演出/倉持裕 企画/竹中直人、東京公演/12月13日(金)〜29日(日)、
本多劇場にて。1月より、大阪、名古屋、高松、高知、長崎、福岡にて公演予定

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