二階堂和美 僧侶としても活動するシンガーが『かぐや姫の物語』主題歌担当に抜擢

投稿日: 2013年12月17日 00:00 JST

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上映中のジブリ作品『かぐや姫の物語』で主題歌を担当するのは、歌手と僧侶という2つの顔を持つ二階堂和美。現在も広島にある実家のお寺で、家族と大勢で暮らす。

「’11年に発表した『にじみ』というアルバムを、高畑勲監督が気に入ってくださって。かぐや姫って、ぜんぜんハッピーエンドではないんですよね。そこで『観客のみなさんが抱えるであろうフラストレーションを、なんとか慰める歌がほしい』とのお話でした」

彼女はかぐや姫の話に、人生そのものと重なる部分を感じたという。

「かぐや姫がこの世界から去ってしまうことが、死を連想させたんです。死がもたらす絶対的な悲しみを、生きる力につなげていく橋渡しが少しでもできたらと、いつも考えていたので、その思いを私なりに曲に込めたつもりです」
音楽活動と僧侶の仕事の狭間で、揺らいだこともあった。
「寺に生まれた以上、いつかは継がないといけないという思いは抱えつつ、一時は、家も家族もすべて捨ててしまおうかなんて思ったこともありました。でもあるとき、音楽も僧侶の仕事も、どちらも『人の心を耕す』仕事なんだと自分で気がついたんです。それで、私自身が抱えていたもどかしさも消えました」

第1子の妊娠がわかった直後のオファーだったことにも、巡りあわせを感じたそう。

「レコーディング終了後に長女を出産しました。同じころ、父方の祖母が亡くなりました。亡くなる命と生まれる命があることをリアルに体験した時期に、こういう曲にかかわれてよかったと思います」

そうして生まれたのが、主題歌『いのちの記憶』。もの悲しさが漂う調べのなかに、彼女の優しく、どこか懐かしい歌声が寄り添う一曲だ。

そしてこのたび『君をのせて』(『天空の城ラピュタ』主題歌)など、高畑監督にまつわるカバー曲を収録したアルバム『ジブリと私とかぐや姫』をリリース。日本人の心を捉えて離さないジブリの世界観が、見事に表現されている。
映画を見たあとは、こちらも要チェックだ。
 
にかいどう・かずみ

’74年2月14日生まれ、広島県出身。’97年よりギターと歌を中心としたライブ活動を始め、国内外でツアーを開催。’11年、オジリナルアルバム『にじみ』を発表。近年は『おかあさんといっしょ』(NHK)や小泉今日子への楽曲提供などでも活躍中。オフィシャルサイトはhttp://www.nikaidokazumi.net/

アルバム『ジブリと私とかぐや姫』

ヤマハミュージックコミュニケーションズより、2,500円(税込み)で発売中

 

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