よい年末年始を迎えるための黄金の時間帯「朝時間」の活用法

投稿日: 2014年12月30日 00:00 JST

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いきなりですが、みなさんは早起きですか。あるアメリカの大学の調査によると、早起きの人はそうでない人より学校の成績がよく、仕事の生産性が高く、楽観的で、明るく、日常の満足度も高いという結果が出たそうです。昔から成功者には早起きが多いといわれています。世界最大手コーヒーチェーン『スターバックス』の創業者・ハワード・シュルツ氏は毎朝4時半に目覚め、3匹の犬と散歩し、ジムで汗を流し、家族にコーヒーを入れてあげた後、6時には出社しているそうです。

 

人間に与えられた時間は1日24時間と決まっていますが、早起きすることで活動時間を増やすことができます。つまり早起きは“時間の創造”なのです。以下、私が普段から実践している朝時間の活用法を2つ紹介したいと思います。

 

一つ目は「無意識の活用」です。意識下だと睡眠中は休憩していますが、無意識下だと睡眠中も含めて24時間活動しています。生命力みなぎる朝は、瞑想、散歩、運動、読書、執筆などをする“黄金の時間帯”。朝は爽やかな気持ちで家を出ても、夜に帰宅すると疲れきっています。帰宅後の疲れた肉体や精神で集中力を発揮することは、極めて難しい。仕事の成果は時間に比例しますが、集中力にも左右される部分が大きいです。つまり同じ時間でも、集中力の度合いによって結果がまったく変わってくるのです。

 

では一日のうち、最も集中力を発揮しやすい時間帯はいつなのか。私は迷わず、朝と答えます。朝の1時間は夜の3時間に相当するといわれるほど集中力の高まる時間帯なのです。それは睡眠によって体や脳が休憩した直後ということもありますが、実は睡眠中に「無意識」が仕事をしてくれていることが大きいと思います。だから私は寝る直前、自分の無意識に命令するようにしています。

 

たとえば「明日はこのテーマでコラムを書くから、私が寝ている間に何を書けば良いか、しっかりまとめておきなさい」と命令して寝る。すると起床まで文章はおおむね完成されていて、起きてからはキーボードで入力するだけでコラムが完成します。今回もその産物です。経験のない方にとっては信じ難い話かと思いますが、私だけでなく、まわりの友人も同じ経験をしたことがあるという声を聞きます。つまり、無意識を味方にすると途轍もない生産性の増大を期待できるわけです。

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2つ目は、「マニフェスト(公約)の活用」です。私は目が覚めた直後にその日の自分のマニフェストを作るようにしています。布団から出る前に5分間、目を閉じたまま「人生最後の日になるかも知れない今日という一日をどう過ごしたいか」を具体的にシミュレーションするのです。文章で記録するとベストですが、頭の中で思い浮かべるだけでも大丈夫。日中はマニフェストを浮かべながら、それに沿った形で過ごすように心掛けます。

 

そして眠りにつく直前の5分間は、設定したマニフェストと照らし合わせて一日を検証するのです。そこで反省点や改善点等があれば、次の日にフィードバックする。この「宣言‐実行‐反省」のサイクルを一日単位で回していくことができれば、成長の角度は劇的に高まり、成長の速度は大幅に早まります。朝5分と夜5分という一日のうちたったの10分間を自己省察に当てることで、日常の感度が高まり、仕事の生産性や幸福度は高まっていくのです。

 

そろそろ新年が始まります。今回ご紹介した「無意識」や「マニフェスト」の活用方法を試してみてはいかがでしょうか。きっと、張りのある充実した日々がみなさんを待ち受けていると思います。ではみなさん、よい年末年始をお迎えください。

 


ジョン・キム 吉本ばなな 「ジョンとばななの幸せって何ですか」(光文社刊・本体1,000円+税)

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吉本ばなな

1964年東京生まれ。’87年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。’88年『ムーンライト・シャドウ』で泉鏡花文学賞、’89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、’95年『アムリタ』で紫式部文学賞、’00年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞をそれぞれ受賞。海外でも多くの賞を受賞し、作品は30カ国以上で翻訳・出版されている。近著に『鳥たち』(集英社刊)、『ふなふな船橋』(朝日新聞出版社刊)など。

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ジョン・キム

'73年韓国・大邱生まれ。19歳で日本へ国費留学し、ハーバード大、慶應義塾大など世界の大学を渡り歩く。組織に縛られない「ノマドワーカー」の代表的存在として注目を集め、社会人版「キムゼミ」には多くの人が詰めかける。『媚びない人生』(ダイヤモンド社刊)、『来世でも読みたい恋愛論』(大和書房刊)など著書多数。
 

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