受賞多数も低評価…ゆりやんレトリィバァに足りないものは?

投稿日: 2018年01月08日 19:00 JST

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ここ数年、じわじわと女性芸人の立ち位置や笑いの内容が変わりつつあります。

 

オシャレと笑いを融合させた渡辺直美さん(28)やブルゾンちえみさん(27)、愛らしさを加えたおかずクラブの2人。姉御っぽさが愛される要因になっている椿鬼奴さん(45)やいとうあさこさん(47)など。一昔前の“女芸人でもカラダ張ってなんぼ”の時代からみると、本当に洗礼されてきているように思います(もちろん彼女たちもまだまだ体張っているけど)。

 

そんなお笑い戦国時代において2年ほど前からブレイクしている女芸人の1人に、ゆりやんレトリィバァさん(27)がいます。もともと吉本興業の養成所「NSC大阪校」を主席で卒業している彼女。2015年の「R-1ぐらんぷり」決勝進出を果たし、昨年初開催となった女性芸人No.1決定戦「THE W」で初の優勝。数年で目覚ましい活躍をみせ、テレビでも見かけることが多くなりました。

 

しかし華々しい受賞歴とは裏腹に、イマイチ彼女に対する評価は厳しいものが多い気もします。「面白くない」「ゴリ押しに感じる」など、なかなか辛辣です。

 

ネタやキャラクターはすでに完成されているはずなのに、同時期にブレイクした女芸人ブルゾンちえみさんと比較すると爆発力は歴然。個人的に女芸人という存在が好きな筆者は考えてみたのですが、その理由は彼女から2つの“引っかかり”を感じるからではないかと思うのです。

 

■“デブ”でも“ブス”でも必要な要素がある

 

ゆりやんレトリィバァといえば、ギャグとともに“デブ”体型が印象的。彼女自身もその武器をフルに使い、コントでは薄着や全身タイツを着用するなど見応えがすごい。しかし最近の女芸人の流れを見ると、彼女の見た目はもう少し見直す点がありそうです。それはキャラの清潔感と明るさという点です。(彼女に清潔感がないというわけではなく、「テレビでの姿に」という意味です)。

 

最近テレビで活躍する女芸人さんは顔や体型にかぎらず、全員かならず清潔感とキャラに合った明るさが備わっています。清潔感は売れれば変わる問題かもしれません。しかし現状だけ見ても髪や眉毛などの乱れ、メイクの乱れ、服の乱れは体型と関係なく目に入ってきます。

 

少し話は変わりますが、美人の定義は時代や国、社会背景とともに変化してきました。しかし、いつの時代も変わらない要素も存在します。その代表が「美髪」と「美肌」です。いい感じの見た目に髪と肌の綺麗さは必須であり、ここを欠くことで印象が勝手に悪くなるといえるのです。

 

また明るさについては、“キャラに応じた感じの良さ”とも言い換えられます。こちらはテレビ慣れと面白さを天秤にかけると、迷いもあります。「最近は尖った芸人が減った」と言われますが、それは万人が安心して見られるテレビ番組にキャラを合わせた結果として“感じのいい明るい人”が増えているからです。

 

テレビを基準にキャラを合わせると、ブレイクはあってももとから彼女を応援していた人が失望する可能性もあります。ゆりやんさんの“天然”とくくられる“ちょっと朴訥とした感じ”は、今後どうなっていくのか。テレビで売れたいと言っていますから、もう少し時間をかけて改良があるかもしれませんね。

 

■天然からのぞく“高学歴野心家臭”

 

彼女のキャラを例えると「天然ぽい」と答える人も多いですが、実はピアノも英語も堪能。芸人養成所時代から高い成績を出すなど、優秀で努力家な一面もたびたび注目されています。また過去にいじめを受けていたことを告白するなど、今の活躍が反骨精神から来ているようです。

 

それをふまえると、なんだか天然の芸風とは真逆な印象も受ける彼女。同世代の女性としては非常に尊敬するし友達になりたいタイプですが、女芸人として見たときにこのギャップはプラスに働くのでしょうか。

 

たとえば「実は英語ペラペラ~」は、英語コンプレックスがある視聴者にとっては心をざわつかせるだけの可能性もあります。「調子乗っちゃって~」が持ち前のギャグですが、本心から「調子に乗りたい」と思っている一面が垣間見えたときに視聴者は笑えるのか。

 

そして特徴的な“猫なで声”が天然感をいっそう高めるポイントにもなっている彼女。ただ野心がこれだけむき出しに見えている今、逆に見る側の警戒心を掻き立てる要素になっていないか。

 

1つ1つ考えると「天然」と「野心家」というミスマッチは、売れる過程で折り合いをつけないといけないように思うのです。

 

■売れたいならエゴサはやめとこう……

 

こうしてみると、すでにテレビで売れているお笑い芸人さんたちは苦労と改良を重ねた結果として今の地位を築いていることが本当によくわかります。

 

ちなみにこれらの話を、先日筆者は自分のツイッターで何の気なしにつぶやきました。本コラムより要約した書き込みだったのですが、書き込んだ数秒後にはご本人からフォローが。そして数分後、彼女から筆者はブロックされてしまいまったのです!

 

感じが悪い人がいたからブロックされたのは良いとして、なぜわざわざ1回フォローしたのか。疑問を持ちつつ調べてみると、どうも過去にも自分を悪く言った一般人を同じやり方でブロックしていたことが判明しました。

 

ブロックもフォローも自由ではあるものの、天然系のお笑い芸人がちょっとした批判をわざわざ探して「お前の書き込み、ちゃんと見てるで!」とアピールした後にブロックするのはどうなのか。驚きを通り越して、彼女の心の闇を見た気がして悲しくなってしまいました。

 

芸人さんに限らず、今の芸能界は売れるのも売れ続けるのも難しい時代です。そんな時代において努力とコンプレックスを武器に頑張るゆりやんレトリィバァさんには、ポンと偶然にも光があたりブレイクする人よりも成功してほしい。でも、だからこそあえて言いたい。とりあえず「落ち着いていきや~」と。

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おおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。
 
公式ブログ
http://oshimarie.com
 

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