第2回「“ジャージャー麺”の食べ方実践編!?」

投稿日: 2015年05月12日 00:00 JST

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直木賞受賞作家・朱川湊人氏と、『テレビでハングル講座』(’14年、NHK Eテレ)にレギュラー出演し日本・韓国で活動する韓国人モデル兼タレントのジュラン(Juran)さんのふたりが韓国の国民食や習慣などについてあれこれ(韓国語でイゴチョゴ이거 저거)対談。昭和生まれの朱川氏が平成生まれのジュランさんとの世代格差にも負けずと韓国の常識を学びつつ新たな発見をしていきます!

聞く人

image朱川湊人(しゅかわみなと)
196317日生まれ
'05年『花まんま』で直木賞受賞

 

 
 

答える人

imageジュラン
1989918日生まれ
'14NHKEテレ「テレビでハングル講座」レギュラー

 

 

 

第2回 「“ジャージャー麺”の食べ方実践編!?」

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さて今回は、都内某所の韓国料理店に場所を移して、チャジャンミョンを実際に食べて見ることにします。

その間、ちょっとチャジャンミョンについて調べてみると、意外な事実を発見しました。

国民食と言われるほど韓国で人気があるにもかかわらず、チャジャンミョンは韓国料理というわけではなく、中華料理に分類されるんですね。その源流は北京や天津で食べられているチャウジャン麺(茹でた麺に、薬味とタレを煮詰めたものを載せて食べる麺)らしいのですが、それがどのようにしてチャジャンミョンに発展したかは、いろいろな説があって、ハッキリとは決められないようです。仁川の中華料理屋さんが始めた……という説もありますが、それも真偽のほどは不明です。

まぁ、ノリとしては日本のカレーライスやラーメン、焼き餃子などと同じで、外国から入って来た食べ物が、その国で独自の進化を遂げたものなのでしょう。『食』というものは、たいていがそうしたものですね。

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ジュラン 「シュカワさん、どうしたんです? いきなり独り言なんか始めて」

シュカワ 「いやいや、読者のみなさんに説明しただけです。ここは、そういうページなんで……と言うわけで、とにかく実際にチャジャンミョン食べてみましょう。これ以上ないタイミングの良さで、運ばれてきたことですし」

[それぞれの前にチャジャンミョン、付け合せのたくあん、生玉ねぎのスライス。]

シュカワ 「麺の色が、すごく白く見えますね。上にかかっているソースも、“黒”と言うよりは“黒に近い褐色”です。上に乗っているキュウリの千切りが、きれいだなぁ……このソースは、どうやって作るんでしょう」

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ジュラン 「このソースはヤンニョムと言います。黒豆から作ったチュンジャンというお味噌を甘くしたものに、小さく刻んだ豚肉と玉ねぎなどを入れて、炒め合わせます。そして最後にカタクリ粉でとろみをつけたものが、このヤンニョムです。これが麺にまんべんなく絡まるように、よく混ぜ合わせて食べます」

シュカワ 「ドラマを見ていると、口のまわりをあり得ないくらいに黒くして、口いっぱいに頬張るのが正統派のようですけど」

ジュラン 「あー、それは演出ですね。普通に食べれば、そんなに口のまわりが汚れたりはしません。あ、でも、明るい色の服を着ている時は、注意した方がいいですね。ソースが飛んだりしたら、その日一日、失敗です」

シュカワ 「モデルさんらしい言い方だなぁ(笑)」

ジュラン 「それに、食べてみればわかりますが、この麺は長くてモッチリしているので、カタマリになりやすいところがあります。ですから、思っているより一度に多く口に入って来ることもありますので、注意した方がいいかもしれません」

シュカワ 「混ぜ方に、コツみたいなものがあるんですか」

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ジュラン 「コツと言うわけではありませんが、韓国の人は、だいたいがこうしますね」

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シュカワ 「おっとジュランさん、何を思ったか箸を両手に一本ずつ持ち、それを左右から差し入れ、いきなり麺をひっくり返したっ! さらに固まった麺をほぐすように箸をえぐり込ませ……持ち上げたっ!麺を胸の高さにまで持ち上げたっ! 何と白い麺に、ヤンニョムが大量に絡んでおります。しかし、まだまだ不十分だ。どうする、ジュラン……おっと、さらに麺を両手の箸で引き延ばし、ヤンニョム地帯に叩き込むっ! まさに情け知らず! 目力強いジュランさんが、あたかも親の仇の如く、白い麺をヤンニョムに絡めているっ! 麺の白さが憎いのか、ここぞとばかりに汚しまくっているっ!」

ジュラン 「……シュカワさん、少しうるさいです」

シュカワ 「あっ、スミマセン。ちょっとプロレス中継ふうにしてみたんですけど」

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ジュラン 「(ソフトな咳払いをして)……とにかく、こういうふうにお箸を一本ずつ手に持って、混ぜることが多いですね」

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シュカワ 「なるほど(と、シュカワも混ぜる)」

ジュラン 「十分に混ざったら、食べてもOKですよ」

シュカワ 「では、いただきます……ズバッ! ズバッ!」

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ジュラン 「シュカワさん、そんなにたくさん、一度に口に入れたらダメです。 ドラマの食べ方は演出だって言ったじゃないですか」

シュカワ 「ズバッ! ズバッ! ズババババッ! ズ……うっ」

ジュラン 「あ、ノドに詰めましたね。すみません、ムルチュセヨー」

[白目を剥いたシュカワ、水を二杯飲んで生還する]

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シュカワ 「今、亡くなった母の姿が見えました……されはさておき、確かに麺がモッチリしていますね。ソースも、けっこうコッテリ系で、あとを引きます。なるほど、人気を集めるのも理解できますよ。何と言いますか、今は昔の昭和の頃、家庭で作ったハヤシライスが、こんな味だったような」

ジュラン 「昭和?」

シュカワ 「いや、まぁ、知らなくってもいいです。ジュランさん、日本に置きかえたら、平成っ子なんですよねぇ……」

 

なぜか一抹の寂しさを感じつつ、次回へ続きます。

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撮影/Jhoney TERASAKA

取材/上原由加奈 轟友貴

協力/Korean Dining KOSARI TOKYO http://www.kosari.jp/

 

ジュラン公式サイト WELCOME♡JURAN SMILE http://www.juran-smile.com/

 

 

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