息子、5日間の集団生活へ!

投稿日: 2016年09月06日 17:00 JST

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息子が5泊6日の修学旅行に出かけました。今回は大西洋の避暑地、ベル・イル・アン・メール島です。親元を離れ、引率者と子供たちだけで過ごす5日間。その間、親との連絡はいっさい禁止、パソコンも携帯も持っていくことが出来ません。揃えなければならない所持品がいろいろとありました。親は大変です。雨がっぱ、半ズボン、ウオーキングシューズ、上履きなど、修学旅行グッズを買い揃えるだけで何日もかかってしまいました。

 

当日、6時に起き、移動中に食べるお弁当を拵えました。本人の希望で「おにぎり弁当」です。きっとTGV(仏高速鉄道)の中で友人たちに自慢するのでしょうね。父、頑張って松花堂弁当みたいな見栄えのするやつを持たせましたよ。

 

7時15分にモンパルナス駅TGV乗り場、掲示板の下が集合場所です。見送りの親御さんたちですごい人でした。息子は仲のいい友達を見つけるやパパを放り出し、走っていきました。

 

子供たちがグループごとに円陣を作っていきます。それを遠巻きに親たちが眺めています。私はウイリアム君のお父さんと顔見知りでしたから、近づき居場所を確保。知り合いのいないお父さんやお母さんもいて、うろうろしています。

 

全員が揃うのを30分ほど待ってから、ぞろぞろ先頭2等車までホームを大移動しました。子供は子供同士連なり、親はばらばらと、あとを追いかけていきます。私はときどき、息子に駆け寄り、ぽんぽんと頭を叩いたり、肩を抱きしめ「楽しんで来いな」と声をかけたり……。息子は恥ずかしそうにしていました。

 

子供たちが車両に乗りこむのを親はじっと見送ります。先生からの挨拶などいっさいなし。動き出したTGVをホームに集まった親は無言で見送るだけです。なんとも不思議な光景でした。でも、席に座った子供たちはみんな楽しそう。集団生活、これはいい経験になるでしょう。一方5日間、独り者の私は息子を寂しく待つことになるわけです。やれやれ。

 

さて、今日はギリシャを代表する前菜、夏の定番ディップ「ザジキ」をご紹介します。フランスならどこのスーパーにも必ず置かれていますよ。欧州人にとってなくてはならない、お肉料理にも、サラダにも、なんにでも相性ばっちりの、ヨーグルトディップです。

 

材料:きゅうり1本(120g程度)、ギリシャヨーグルト150㏄(最近日本でも各社競って出しています。ギリシャヨーグルト! 見つからない場合はブルガリアヨーグルトでも、プレーンヨーグルトでもOK)、にんにく一片、オリーブオイル大さじ2、ミントの葉少々、ディル少々(ディルがなければコリアンダーでも大丈夫)、レモン少々、ビネガー少々、塩・こしょう少々。まず、きゅうりの皮をむき、種の部分をすくいとり、2~3㎜大のキューブ状にカット、15分ほどキッチンペーパーの上に置き水分を除きます。ヨーグルトもキッチンペーパーで濾して余分な水分をカット。にんにくは3分の1程度(お好みで半分程度)をすります。ミントとディルは超みじん切りに。

 

すべての材料をボウルの中でミックスしたら完成、超簡単でしょ? レモン、ビネガーは本当にアクセント程度。塩・こしょうは味見をしながらお好きな量を。食パンの上にスモークサーモンを置き、その上にこのディップをどんと置いたら、スモークサーモンのザジキオープンサンドの完成となります。ハーブの香りときゅうりの食感がヨーグルトの中で絶妙なさわやかさを連れてきます。

 

羊のソテーなんかとも相性いいですよ。たまには主婦も息抜きが必要ですよね。お友達と涼しげなサーモンザジキをつまみながら残暑を乗り越えてくださいませ。

 

ボナペティ!

 

エッセイで紹介されたレシピは、
辻仁成 子連れロッカー「希望回復大作戦」ムスコ飯<レシピ>で公開中!

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辻 仁成

作家。東京都生まれ。'89年「ピアニシモ」ですばる文学賞、'97年「海峡の光」で芥川賞、'99年「白仏」で、仏フェミナ賞・外国小説賞を受賞。映画監督、演出家としても活躍。現在はシングルファザー、パリで息子と2人暮らし。
 
DESIGNSTORIES『JINSEI STORIES』
http://www.designstoriesinc.com/jinsei/

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