第4回 日蝕の起源・ラーフ

投稿日: 2009年07月22日 23:00 JST

46年ぶりの天体ショー

今日は皆既日蝕46年ぶりの天体ショー。
 
インド神話で大海撹拌と言う有名な話の中に、日食と月蝕の起源が出て来ます。

神様が集まって、アムリタという不老不死の霊薬を創ろうという話になり、普段は敵であるアスラ(魔類)群と協力して大海を攪拌する事になります。

大海をかき混ぜる棒がマンダラ山(高山)だから大イベント。
ありとあらゆる人間、動物を呑み込み乳海になります。
 
ビシュヌ(最高神)の力も借り攪拌し続けると、太陽や月、ラクシュミー女神などが生まれました。最後にやっとの事でアムリタが出現。

悪魔達は独り占めしようとしましたが、ヴィシュヌに見破られとり戻されます。悪魔は反撃しましたが、混乱の中、すでに神々はアムリタを飲みました。

神に化けた悪魔ラーフは混ざって、アムリタをのみますが、太陽と月に見つかり、神々に告げられ、頭と体に切られます。
でもアムリタ飲んだの不老不死。頭がラーフ体はケートゥとして、残ります。
ラーフは太陽と月を恨み日食と月蝕を今日まで引き起こします

インド占星術では黄道上にある影で、実際には無いものですが、9つの惑星の中に扱われます。
ラーフは頭部、なので排出・消化できないので、お腹一杯になりません。

何をしても満足できず、もっともっと!外へ外へと行く傾向があります。
ラーフが影響すると外へと求めるので物欲が強くなる、外へ出るからアクシデントも多い、事故、海外、仲間を増やすなどの特徴がでます。
消化できないから身にならない 宝くじにあたるなんていう事も。

ケートゥが影響すると、尾で頭が無いから欲がなく、排出したいという質があるので、解脱とか悟りに向かったりさます。世間と離れて自分を見失う、オカルト、内向的な事も意味します。

世間と離れることから監禁、秘密とも関わり深いのです。

日食や月蝕には不吉な迷信がつきもの。
ただ月が太陽を隠すだけなんですが、知らなければ暗闇は恐怖です。

元々ラーフケ-トゥは悪魔。インド占星術でも凶星。
凶星というと悪い印象ですが、試練を与えてくれるので大きな結果に変えられる、カルマ(因果)を解消する方法だったりするので自分次第で良い作用になるものです。

見えることだけでなくよーく目を凝らして背景に気がつくと、不安になる要素がなかったりします。
生活においても無知(エゴなど)で目を曇らせて、勝手な解釈で恐怖に陥ってはいけない!と気付き、日食の時間は(丁度レッスン中)太陽・月・ラーフ・ケートゥに感謝し瞑想(笑)・・・

帰ってニュース見ると日食が暗いと不吉がり泣く子や、ダイヤモンドリングだと喜んで観に行く人達が映っていて、感じ方の違いを楽しく見ました。

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