こするだけで痩せ体質に!“背中乾布摩擦”の効果

投稿日: 2014年07月24日 07:00 JST

「今回のテーマは、乾布摩擦の女性にうれしいダイエット効果です。実験の結果、乾布摩擦が血流をアップさせることがわかりました。これによって全身の代謝が促進され、脂肪を燃焼しやすい体質に。痩せやすく、太りにくい体になれるのです。巡りがよくなることで、にっくきセルライトも退治。そもそもセルライトとは、余分な老廃物や水分が脂肪細胞とくっついて肥大化したもの。血流がよくなれば、こうした老廃物の排出機能もアップします!」

 

そう語るのは順天堂大学教授の小林弘幸先生。乾布摩擦をすると、むくみの解消にもつながり、スッキリきれいな体が手に入るという。乾布摩擦は全身、どこにおこなってもよいが、代謝を上げるなら背中がいちばんだそう。

 

「なかでも肩甲骨回りには『褐色脂肪細胞』が集中しているので、重点的に刺激したいところです。この脂肪細胞は痩せたい方への強い味方。体温維持を主な目的としているために、食事によって得たカロリーを燃焼させる力がほかの細胞に比べて強く、その燃焼力はなんと筋肉の数十倍。余分な中性脂肪を熱に変換してくれる働きもあるので、高脂血症や糖尿病などの抑制にもつながるんですよ」

 

とはいえ、褐色脂肪細胞は希少な存在で、成人で体内にわずか40g程度。

 

「その多くが肩甲骨の周辺に存在しているので、このあたり血流を上げ、褐色脂肪細胞を活性化させることがダイエットの近道といえるでしょう。その点、乾布摩擦は、手が届きにくいうえに加齢とともに可動域が狭くなる肩甲骨周辺を、もっとも効果的に刺激できる方法です」

 

小林先生がすすめる乾布摩擦のやり方は次の通り。タオルをたたんだ状態で腰より上に両手であて、そこから肩甲骨方向へ上げ、もと位置まで戻す。その上下をくり返し、背中全体の血流を促進。その後、片手でタオルを持ち左右の肩甲骨の上部を刺激する。次に、タオルを広げて両端を持ち、背中を対角線上にこする。お風呂で背中を洗う要領で、とくに左右の肩甲骨と背骨を意識する。すべての動作は5回ずつが目安。

 

「セルライトが気になる腕や太ももをこするのもいいですね。古い角質も取り除けるので、お肌がピカピカになるという副次効果も。皮膚を傷めないためにも、やさしく丁寧におこないましょう。薄手のTシャツなどを1枚着ておこなったほうが、お肌に優しく、オススメです」

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