月経痛はピルで治る…女性のための“ホルモン治療”最前線

投稿日: 2014年11月22日 07:00 JST

「本来、20代以降は月経痛がだんだん楽になっていくもの。痛み止めが効かないほど症状が重かったり、反対に、月経が極端に軽くなっている場合は、別の病気が隠されているサインです!」

 

そう警鐘を鳴らすのは、成城松村クリニックの松村圭子院長。極端に月経がつらい場合、ホルモンの乱れなど、異変を疑ってみたほうがいいと言う。

 

ストレスや冷えなど特定の原因もないのに毎回激しい痛みに襲われたり、経血が多すぎて夜用ナプキンが日中2時間ともたないなど、月経症状が重すぎる場合は、「子宮内膜症」「チョコレート嚢胞」「子宮筋腫」の可能性が。また、月経が極端に軽くなっている場合には、「多嚢胞性卵巣症候群」の疑いがあると松村院長は話す。

 

そして、閉経期になると今度は女性ホルモンの分泌ががくんと減るため、つらい更年期症状に悩まされる。あらゆる世代の健康に関係している女性ホルモン。しかし、ホルモン治療によってそのバランスを整えたり、不足分を補うことで、病気の予防・改善ができるという。その代表的な治療手段がピルとHRTだ。

 

「月経がある世代にオススメしたいのはピルです。もとは避妊薬ですが、外から女性ホルモンを投与することでバランスが保たれ、PMS(月経前症候群)や、月経不順の改善に役立ちます。また、つらい月経痛も改善、子宮内膜症の進行も抑制します。排卵が起こらないので卵巣がんの予防にもなりますし、自分で分泌するエストロゲンの量が減ることで、子宮体がんの予防になるなど、たくさんの副効果があります」(松村院長・以下同)

 

他方、更年期症状にはホルモン補充療法(HRT)を。なかでも、これから注目なのが、天然プロゲステロンの補充療法だ。

 

「日本では、ホルモン補充についてはエストロゲン製剤がメーンとされ、現在保険で認可されているプロゲステロンは、ヒトのそれとは構造が異なる合成プロゲステロンです。しかし、天然のプロゲステロンなら副作用の心配も減り、より自然にホルモンバランスが整います。当院では治療の負担が少ないクリームを自費診療で取り扱っています」

 

天然プロゲステロンを補充することで、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮体がんなどの予防のほかに、PMSや月経痛、更年期症状の緩和まで、多様な効果が期待できるそう。

 

「女性特有のさまざまな不調には女性ホルモンが関わっていますが、きちんと対処することで予防も緩和も可能です。『月経だから、更年期だからつらくて当たり前』と決めつけず、気になることがあれば婦人科医に相談を!」

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