ホワイトニング、歯列矯正、口腔内不定愁訴…歯科の先進医療事情

投稿日: 2015年02月05日 06:00 JST

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「歯の大切さが国民の間に浸透し、予防歯科が充実。そんななかで、歯の白さを求める患者さんや、子供への負担の少ない矯正治療、また難治性の口内炎、舌痛症、口腔乾燥症、口腔内不定愁訴、歯周病に対して新しい治療法が広がっています」

 

こう話すのは、歯科の先進医療にくわしい昭和大学名誉教授の芝あきひこ先生。いま、そんな芝先生が着目しているのが、ここで紹介する最新治療。芝先生が注目点を解説してくれた。

 

【1】オゾンジェルを用いたホワイトニング

「もともとオゾンは止血や殺菌作用が注目され、歯科に導入されたもの。神奈川県『ノアデンタルクリニック』院長の須藤英俊先生はいち早く治療にオゾンを導入し、3年前からホワイトニングに活用範囲を広げています。従来の過酸化水素水に比べ、まったくの無刺激。一度ホワイトニングを試して、つらくてやめた人にもぜひ試してほしい」

 

【2】抜かずに歯列をきれいにできる床矯正

「ふつう、矯正するときはすきまが必要なため、歯を抜く必要があります。床矯正は独特の器具を用いて、痛みや不快感を低減した矯正が可能。すべての子供に当てはまるわけではありませんが、小学校低学年からスタートすれば、歯を抜かずにすむケースもあります。この矯正術のパイオニアといえるのが、福岡県『はなだ歯科クリニック』院長の花田真也先生です」

 

【3】漢方煎じ薬による口腔治療

「数年前から、ステロイド剤がなかなか効かない難治性の口内炎などに対する治療で注目されているのが漢方薬。なかでも埼玉県『タキザワデンタルクリニック』医院長の澤幸祐先生は患者に合った漢方薬を選択できる力を持った歯科医です」

 

【4】口腔内不定愁訴や歯周病へのプラセンタ療法

「歯周病にはプラセンタが有効なことは以前から知られていました。それを積極活用しているのが福岡県『ひろた歯科医院』の廣田健先生。歯ブラシや歯石除去を伴った併用療法として、難治性の歯周病にプラセンタを用いることで成果をあげています」

 

芝先生が指摘するのは、いずれの治療も患者の体や口内にやさしい治療だということ。

 

「現在はいずれも自由診療ですが、一日も早く保険診療が適用され、誰も気軽に受けられるようになってほしい治療法ばかりです」

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