江戸時代の漢方医が編み出した「良質な眠りのための養生術」

投稿日: 2015年06月05日 06:00 JST

関連キーワード

看護師研究会代表の坂本玄子先生が、看護や保険の専門家10数人とともに5年がかりで現代語訳を完成させたのが『病家須知(びょうかすち)』だ。著者の平野重誠(じゅうせい)は武家出身で、医師としての技量にも優れていた。しかし生涯、官職につかず、町医者として庶民の治療に専念した。自然治癒力や免疫力を高め、心も健康に保つためには質のよい睡眠が大事だと考え、ここで紹介する就寝前のセルフマッサージ法を提案している。

 

〈1〉全身の力を抜いてあおむけに寝る。口を開き、息を7回吐く。その際、丹田(おへその約9センチ下)あたりから吐き出すイメージで。

 

〈2〉口と目をとじて、リラックスした状態で、両手で胸の両脇から下腹まで歌(後述)を21回唱えながら、繰り返しなでる。

 

〈3〉ももの付け根から太ももの外側に向けて、手の届く所までなでおろす。同じ場所からももの内側に向けてもなでおろす。外と内を、交互に歌を7回唱えながら行う。

 

〈4〉両手を伸ばして力を抜き、歌を7回唱えながら足の親指を揺り動かす。最後に全身の力を抜き、口を閉じ、鼻で丹田からの深い呼吸を27回行ってから、眠りにつく。

 

「24時間、せわしなく動き回る現代の私たちにとっても有効です。私もやっていますが、ぐっすり眠れます」と坂本先生。

 

説明に登場する“歌”とは、万葉集に出てくる田口益人太夫の「いほ原の 清見の崎の 三保の浦の ゆたけき見つつ物思ひもなし」というもの。

 

「最後の『物思ひもなし』が一種のおまじないのようになっています。覚えにくければ30〜40秒と考えても大丈夫です」

【関連記事】

実はメチャクチャ健康オタク 徳川家康に学ぶ健康8カ条

“草食男子の出現”を的中させた江戸時代の予言書

日本初のベストセラー健康本 貝原益軒『養生訓』に学ぶ

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

水晶玉子さんが語る「物事が大きく発展する“吉兆日”はこの日!」2018.05.09

3年目を迎えた本誌連載『オリエンタル占星術』が大人気の占い師・水晶玉子さん。'17年末に、『水晶玉子縁結び開運バイブル2018』(光文社刊)を出版した記念として、4月16日、都内の光文社にて、水晶玉子...


ランキング