肺から卵巣まで!ラクちんで正確な「がん」の最新検診

投稿日: 2016年01月21日 06:00 JST

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がん検診で早期発見できたなら「受けといてよかった……」と思うはわかっていても、下剤をのまなきゃならなかったり、内視鏡をつっこまれたり、敬遠したいのが人情。ところが、実際は変わってきていて、ひと昔前より、最新のがん検診はラクちんで正確になってきているそう。

 

アミノインデックスがんリスクスクリーニング(以下、AICS)は、わずか5ミリリットルの採血で複数のがんを同時に検査でき、その簡便さから実施機関が増加している注目の検査だ。

 

そこで今回、忙しさにかまけてあらゆるがん検診と無縁の生活を送ってきた、本誌記者Y(36)が挑戦することに!とはいってもいっても採血のみ。わずか数十秒で、検査そのものはあっさり終了した。

 

「血中には20種類ものアミノ酸がありますが、がんの種類によってこれらの濃度に偏りが出てきます。AICSはこの血液中のアミノ酸濃度を測定、解析することで、さまざまながんのリスクを導き出すものです」

 

そう語るのは、三井記念病院総合健診センター特任顧問の山門實先生。

 

「がん細胞は筋肉を分解してアミノ酸を生成させることで、それを自らのエネルギー源とする性質があります。このようなメカニズムが血液中のアミノ酸濃度を変化させる要因のひとつと考えています。がんの種類によって血液中のアミノ酸の構成に特徴があるので、そこからこの検査方法が確立したのです」

 

結果はおよそ10日後、ランクA、B、Cの3段階で評価され、1回の採血で胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮・卵巣がんにすい臓がんのリスクがわかる。Aが「がんであるリスクが低い」、Cが「高い」という評価だ。

 

「この検査の最大の特徴は、1回の採血で複数のがんのリスクを早期から評価できるところです。通常、がんの発症確率は千人に1人と言われていますが、ランクAなら、そのがんについては一般の方よりも発症リスクが低いということを表しています。胃がんの場合、ランクAならがんのリスクは通常の0.3倍。3分の1程度です」

 

逆に、ランクCなら発症リスクは通常の10倍も高くなるため(胃がんの場合)、この場合は、別途、精密検査が必要になるのだ。

 

「多忙で時間のない方などは、まずはAICSを受けて、そのランクのリスクに応じて精密検査を受けるようにすれば、より効果的にがんを早期に発見できる可能性が高まります」

 

さて、Yの結果は、というと見事にオールA!学生時代には決してとることのなかった好成績に、思わずニンマリした。

 

気になる費用は健康保険が適用されないため、女性5種(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、卵巣がん)で税抜き1万9,440円(三井記念病院の場合)。決して安価とはいえないが、時間がない人や検査の痛みなどに不安がある人は、まずはAICSを受けることで、自分の「がんリスク」を知ることをおすすめします!

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