肺炎やうつ病の原因にも? コレステロール値の下げ過ぎに注意

投稿日: 2017年03月30日 06:00 JST

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「“心筋梗塞を引き起こす”と、とかく嫌われることが多いコレステロール。でも、女性ホルモンの『エストロゲン』の原料となったり、骨粗しょう症を防ぐのに欠かせないビタミンDを、体内で合成する際の材料になったりする、特に女性が生きていくうえでは、欠かせない物質なのです」

 

そう語るのは、70万人の健診結果のデータから導き出した『健康診断「本当の基準値」完全版ハンドブック』を出版した大櫛陽一・東海大学名誉教授。Over45の女性の体に訪れる不調。最近、自分の体に異変を感じている人も多いはず。そんなときに受けたいのが健康診断。だが、昔と今とでは健康診断結果の“基準値”は変わってきているという。コレステロールの基準値もそのひとつ。コレステロールの検査項目で、まずチェックするべきは「総コレステロール」「HDLコレステロール」「LDLコレステロール」の3つだという。

 

「コレステロールは、8割が肝臓で合成され、残り2割が、肉や魚、卵などの動物性食品を摂取することで、体内に取り込まれます。’15年には厚生労働省が食事摂取基準から、コレステロールの摂取制限を廃止。それまで、卵や肉を食べると血中コレステロール値が高くなるといわれていましたが、コレステロールの多い食品を摂取しても、血中値は変わらないことが判明したのです。つまり、食事とコレステロール値の増加には因果関係がないということで、これによってコレステロールの悪いイメージが覆されています。最近では逆に、総コレステロール値が低くなることで、がん、肺炎やうつ病などの原因になるという研究発表もあります。そんななか、現在の基準値は、厳しすぎるといえます。コレステロール値を、薬を投与することで無理やり下げるなど“過剰診療”が行われる可能性もあるのです」(大櫛先生・以下同)

 

しかし、“悪玉コレステロール”などが増えるのは、とても不安だ。

 

「“悪玉コレステロール”といわれるLDLコレステロールは、肝臓で合成されたコレステロールを、必要とする組織に運ぶ役目があります。その際に血管に残ったコレステロールが、動脈硬化の原因になることから“悪玉”と呼ばれていたのです。しかしコレステロールには、それ以上に人間の健康を維持するために大切な役割があると思っています」

 

それでも高い数値が気になる人は薬ではなく、食事で改善することが可能だという。

 

「青魚に含まれるEPAやDHA、オリーブオイルに含まれる不飽和脂肪酸は“悪玉コレステロール”を減らす効果があります。日常生活で、魚を積極的に取り、ふだん使っている油をオリーブオイルに変えるだけで、数値は下がっていくはずです」

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