胃がんの原因ピロリ菌は幼少期感染が主「子供を守るには」

投稿日: 2013年03月22日 07:00 JST

胃がんの原因ともいわれるピロリ菌。通常、幼少期の経口感染が疑われるというが、子供を守るにはどうすればいいのだろう? 東京大学医科学研究所附属病院で消化器外科、消化器内視鏡を専門とする、釣田義一郎医師(48)に話を聞いた。

 

「子供の場合は胃酸が弱く、胃の中でも菌が生き続けてしまうからです。ただ、公衆衛生環境の改善によって、若年層の保菌者は高齢者に比べ少ないとみられているし、そもそもピロリ菌自体は珍しいものではなく、日常生活のなかで触れる機会は防げません。神経質になる必要はまったくありません」

 

日本人の約半数が保菌者といわれているが、症状がなくても若いうちの検査、除菌はメリットが大きいと釣田医師はいう。

 

「若ければ若いほど、除菌して胃の環境を整えれば、荒れた胃壁の回復が期待できます。胃がん予防という意味では、早い段階での除菌が必要。20歳くらいになれば薬に耐えられると思います。私見ですが”成人したら除菌”という制度ができるといいですね」

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