納豆の栄養効果は「賞味期限ギリギリがピーク」と専門家

投稿日: 2013年04月27日 07:00 JST

「健康長寿食といわれている食品には共通の成分、ポリアミンが含まれています。特に納豆は毎日食べ続けると血中(体内)ポリアミン濃度が上昇します。ポリアミン濃度が高いと炎症が生じにくい体内環境になり、臓器の老化が抑制され寿命が長くなるということがわかりました」(自冶医科大学附属さいたま医療センターの早田邦康先生)

 

このポリアミンが遺伝子レベルでも遺伝子の炎症をおさえ、がん、特に大腸がんを抑制することがマウス実験により確認されたという。つまり、ポリアミンを多く含む納豆こそが、がん抑制に最適な食品ということなのだ。

 

また、料理研究家の青木敦子先生によれば、ポリアミンはがん抑制以外に、美肌効果もあるという。

 

「ポリアミンはアミノ酸の一種で、体内で『潤滑油』として働きます。だから体の全臓器への働きを高めるので、いちばん大きな臓器とされている『皮膚』への働きとして、美白・美肌効果があるのです(皮膚は最も大きな臓器、次は脈管が大きな臓器、と西洋では考えている)」(青木先生・以下同)

 

また、乳酸菌と納豆菌をいっしょにとることで、互いが腸内で繁殖しあい、腸内環境がよくなるという。よって納豆を、漬け物やキムチや乳製品などといっしょにとると、ポリアミン効果が増すそうだ。さらに、青木先生から驚きの事実が判明した。

 

「納豆菌の中にはポリアミンが多く含まれているので、納豆菌を繁殖させることでより多くのポリアミンをとることができるようになるのです。つまりポリアミンは納豆の発酵が進むほど増えるので、納豆の賞味期限ギリギリにピークになるのです。毎日食べ続けることで体内のポリアミン濃度が高く維持できるので、量を多くというよりも、1日1パック食べるのをおすすめします」

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