うつや脳梗塞も…怖い病気が潜む“汗のかき方”に注意

投稿日: 2013年05月30日 07:00 JST

梅雨どき、蒸し暑さから汗に悩む人も多い季節。その汗のかき方、汗の出る場所によっては、危険な病気が潜んでいる可能性もあるので注意が必要だ。

 

全身に大量の汗をかくケース、まず考えられるのはホルモン分泌の異常だ。なかでも多いのは甲状腺機能亢進症。特徴としては動悸がしたり、体重が妙に減ったりする。また頭痛を伴う極端な汗をかくときには、副腎髄質の腫瘍も考えられる。脳下垂体など中枢神経の障害では、体温調節中枢に影響するため汗が多くなったり、かきにくくなったりする。自律神経失調症でも全身に汗をかくことが。

 

上半身ばかりに汗をかく場合。更年期障害などは下半身が冷え、上半身が火照る症状なので、いわゆるカーッとしてスーッと冷えるホットフラッシュを引き起こす。糖尿病でも上半身を中心に汗が増えることがある。末梢神経に障害をうけ、減った汗を補おうとする代償性発汗として上半身の汗が増えるそうだ。また、脳梗塞発症の可能性か高い場合もあるので、突然の汗には注意を。

 

ノートが濡れてしまうほど手のひらに汗をかくのは手掌多汗症の可能性あり。緊張などで手のひらに汗をかくのは普通のことだが、ふだんでも汗をかいているのが特徴といえる。更年期障害では頻繁に起こるが、自律神経と深く関わるため、精神的な疾患、うつなどが原因で起こる可能性もある。

 

足裏の多汗症、足蹠(そくせき)多汗症にも注意。誰でも緊張や暑さで汗はかくが、それ以外のときにもたくさん汗をかくなら疑ったほうがいいかも。水虫やしもやけになりやすいなどの症状が出て、大変ツライものだ。おもに精神性緊張のことが多いといわれているが、慢性関節リウマチの可能性もある。

 

顔や頭部にかく汗で「シャワーのあとのように汗で髪がぬれる」「ひたいから汗が流れ落ちてメークが落ちてしまう」ほどの汗をよくかく、という人。直接的な原因は自律神経にある。顔ののぼせや火照りによって更年期障害などがもとで症状が出ることも少なくない。また、パーキンソン病では全身の汗が減る代わりに、顔の汗が多くなるという。くれぐれもご注意を。

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