鼻水は流涙症のせいかも…「風邪と思いがちな怖い疾患」

投稿日: 2014年01月23日 07:00 JST

今年も風邪が流行中。でもその症状、風邪とは違った疾患かも?そんな要注意症状を専門の先生たちに教えてもらった。

 

〈発熱の原因は流行性角結膜炎かも?〉

「突然の発熱に目の痛みもある場合は、流行性角結膜炎ということも。はやり目といわれるものでアデノウイルスによって感染し、感染してから7〜14日で発病します。突然、まぶたの裏側のブツブツ、充血、目やに、流涙や、ときには発熱といった風邪に似た症状が出るのが特徴。この病気に有効な点眼薬はありません。補助的に抗菌点眼剤やステロイド点眼薬などを処方してもらうことです」(中目黒眼科・杉本由佳先生)

 

〈その鼻水は流涙症のせい?〉

「鼻水が出る、涙があふれ出て止まらない、というときは冬場に多く見られる流涙症かも。涙はまぶたの上にある涙腺で作られ、涙点、涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻へ抜けていきます。このどこかが詰まってしまうと分泌された涙が鼻へ流れず、眼尻や目頭からあふれることに。じつはこのときに出る鼻水の正体は涙なのです。眼科での治療が必要になります」(前出・杉本先生)

 

〈咳が止まらないのはぜんそくかも?〉

「咳がいつまでも止まらない。から咳が数週間も止まらないというときは、喉ぜんそくの疑いも。喉ぜんそくは慢性的に咳が続く気管支の病気。しかし、気管支ぜんそくと違って呼吸は苦しくありません。また、結核の場合も。から咳、発熱、食欲不振、倦怠感と風邪と似た症状が出てきます。から咳が3週間続いたら、結核の可能性も。どちらも医療機関での治療は必須です」(東京女子医大学附属青山女性・自然医療研究所・川嶋朗先生)

 

〈ドライアイから頭痛を感じることも〉

「熱はないけど頭が重くて痛い、それに伴い、目が乾くときはドライアイのことも。ドライアイに慣れてしまうと頭痛といった症状で出ることがあります。また、加齢から涙の分泌量が減っている人やレーシックをした人も一時的にドライアイになることも。解消法は潤い成分の目薬をさす、まばたきをして目を休める、など」(前出・杉本先生)

 

〈くしゃみの原因は寒暖差アレルギーかも?〉

「寒暖差アレルギーは、花粉症でもないのにくしゃみと透明な鼻水が止まらないのが特徴。目の充血もありません。食欲不振、不眠、疲れやすい、イライラするといった症状が出る血管運動性鼻炎の一種です。1日で温度差が7度以上のときにおこりやすく、鼻粘膜の自律神経の異常が原因。解消するにはマスクをつけて温度差を少なくする。気温に合わせて服装を替える、など」(筑波大学附属病院臨床教授・加藤士郎先生)

 

体のSOSに気づいたら、正しい対処法で早めに解消したい。

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