マイノリティ・レポート:ゲイ編⑩

投稿日: 2014年03月03日 00:00 JST

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(用語解説)
●Lesbian(レズビアン)―女性の同性愛者。
●Gay(ゲイ)―男性の同性愛者のことを特にゲイと呼ぶ。差別的な響きが含まれていたホモセクシャルに代わってアメリカの同性愛者が使い始めた言葉。
●Bisexual(バイセクシャル)―男性と女性のどちらも、恋愛や性愛の対象となる人。
●Transgender(トランスジェンダー)―身体の性別と心の性別が一致しない人をおもに指す。

【ゲイ→男性の同性愛者】
メディアを通じてみるオネエ・タレントと言われる人たちは、いつも賑やかで明るくて、なんだかとても楽しそう。
けれど、セクシュアリティを個性として発揮できる職業にないゲイは、見た目も話し方も、異性愛の男性とさほど変わりません。
そもそもゲイはみんなが女装するの? みんながオネエ言葉を話すの? 
なぜ男性が好きなの?
これら多くの『?』について、ざっくばらんに語ってもらいます。


【ゲイ編】
<参加者>
Aさん 40代前半 サラリーマンから転職中 彼氏あり 
Bさん 30代半ば サラリーマン 彼氏なし 
Cさん 30代前半 フリーターからプーへ  彼氏あり



■ゲイとアナル○ックス再び
必ずしもするわけではないアナルでの性行為。むしろする人は少ないとか!?

――前回、ゲイは必ずしもアナルを使って性行為をするわけではない、という話が出ました。前準備が面倒、アナルが丈夫じゃないと怖い、ほかの行為でも快感が得られる等の意見が出ました。

全員「そうそう」

――では、アナルで性行為をしている人って全体の何パーセントぐらい?

「そういうことについて話さないから、分からないなぁ」

「そうそう。そういう話はあまりしないよね。タチ(挿入するほう)かウケ(挿入されるほう)かということは認識しているけど、具体的な行為についてはね。性関連の話って好きな人もいるけど、苦手な人もたくさんいるから。僕が思うに、必ずアナルを使うっていう人は、おそらく全体の3分の1ぐらいだと思うなぁ」

「自分の知りうる範囲で考えても、半分もいないね。アナルを使うのは」

「ノンケが思っているより、お尻を使う人はずっと少ないかも」

「年齢も関係すると思うんだよねぇ」

「気持ちいいの手段を何に求めるかだよね。物足りないなら最終手段としてアナルを使う人はいると思うし」

――ゲイは『性的に奔放』というイメージがありますが、これについてはいかがでしょうか。

「ノンケの男と性欲は同じだと思う。でも、たしかにそういうイメージはあるよね」

「サンプルが少ないからそう見えるだけかなと。んー、でも、会ってすぐにするというのはゲイが多いというのは否定しない」

――持論としては、ゲイの性欲って、男性同士なので、やはり男女のカップルよりもすごく盛んにしているイメージがあります。

「男性の性欲の盛りあがりは女性より高いと思うから、盛んに見えるのは否定できないね」

――発展場があるのもそのせいかな、なんて思うときも。ありとあらゆる場所に発展場はありますよね。二丁目の近くにある学校の校庭も有名な発展場。学校でそういうことはしてほしくないと個人的には思うのですが。

「発展場という解放区があるのは、男女に比べて、男同士って、いちゃつける場所がないからね。ラブホテルも男同士はほぼ断られるし。だからといって学校を発展場とするのはたしかによくない」

「歌舞伎町のほとんどのホテルはダメだよね。なぜダメなのか質問しても理由を教えてくれない。『終電で帰れないから2人で泊めて』って言ってもダメだった」

――それが、女2人のレズビアンだったらどうなんだろう? 女同士ならラブホテルは泊めてくれるんでしょうか?

「それはわからない」

「それは質問したことないね」

――ま、でも、『ゲイは男同士の性欲だから盛んというイメージ』に、皆さん特に異論はないという感じですね!?

全員「そうだね」

「かといって、ノンケがよくゲイを笑う時に『オレのこと狙わないでよ』とか言うけど、あれは本当にノンケの勘違い。ゲイにも好みはあるし、ゲイの好みってうるさいからね」

「男なら誰でもいい、みたいなイメージになっているけど、ノンケに女なら誰でもいいと言っているのと同じだからね」

「そうそう」

――では次の質問。よく『ガチムチ』と言われる人たちを、二丁目でよく目にしますが、みんな同じ格好に見えるのはなぜなのでしょう?

「あぁ、服装も似ているし、短髪で、太っているってことだよね?」

――そうそう、そうです。ガチムチはゲイの中では『モテることの条件』なのかと思えるくらいよく見かけます。ホスト業界でいう、髪の毛を盛ったらかっこいいみたいなものなのでしょうか?

「それと同じなのかな」

――たまに、背丈が違うだけで、ファッションも体型もほぼ同じで、マトリョーシカと思わせるような団体に遭遇することがあります。

「んー、たしかに、髪型が短髪で、服装も似ているよね。ノンケから見たら興味がないぶん同じに見えるのは否めない。ガチムチもいろいろ細分化されているんだけどね。『GMPD』とそのスジでは呼ばれているだけど、ガチムチ・ポッチャリ・デブのことね。頭だけ取って『GMPD』。一言でガチムチと言ってもタイプは細かく分かれてる」

「夏に、ゲイの海水浴とかの団体旅行の集合場所になっている某ビ〇〇〇ビルを通るときなんかは、たしかに全員が同じに見えるときはある。自分はガチムチに特に憧れがないし、好きになるタイプもガチムチではないから、なんというか、ちょっと異様だよね」

――週末の新宿1丁目と2丁目の喫茶店はゲイ度というより、ガチムチ度はとても高いです。それで今、冬だから、ダウンジャケットを着たガチムチの団体に喫茶店で遭遇すると、さらにお店に圧迫感があるというか……。素朴な疑問ですが、どうしてみんな似たような体型なのでしょう?

「それは、ガチムチが好きな人って多いからだよ。私も好きだ(笑)。さっきも言ったけど、全員が同じように見えてじつはいろいろなタイプに細分化されるんだけど、ま、興味がない人から見たら、総じてデブだよね」

――あの体型の柔らかいイメージに癒されるから人気があるの? 

「さわると安心感があるとか?」

「んー、どうなんだろう。性的な嗜好を感じるんだろうね」

「ガチムチは目立つから人口が多く感じるっていうのもあるかもしれないね。ゲイのわかりやすさではガチムチはナンバー1だよね」

――ということは、ガチムチになることで、ゲイであることを周りに分かってもらいたいの?

「そのへんは僕はわからないけど、自分的には、『ゲイです』ってカミングアウトしているようなものだから、ガチムチ体型に憧れないし、そういう人が好む服装はしたくないというのはある」

「それは僕も同じ」

「それがさ、じつは、絵に描いたようなガチムチに憧れるゲイって結構いるんだよ」

――それは初耳!

「よくゲイ雑誌に載っているような、『大きい体』に『ボーダーの服』を着て『短髪』で『どこか愛嬌のある顔』と言うのを見て、『理想形だ』って言う人はいるね」

「あぁ。それで、それを目指して肉体改造に励んだりする人はいるよね」

――それは女性でいう、流行りのモデルを見て『こういうスタイルになりたい』って思うのと同じってことなのでしょうかねぇ?

「そうそう」

「それはあるね。数年ぶりに会った人がいきなりガチムチになっていたりね。それに憧れて頑張って努力したという感じで。鍛えたり、ご飯をたくさん食べたり」

――ということは、ゲイ業界ではガチムチが人気があるってこと?

「だと思う。『ゲイアイコン的』な。僕はあの体型になろうと思ってもならない。食べるだけじゃダメで、鍛えないといけないから、ガチムチへの道は厳しいと思う」

「あれは、けっこう大変なんだよ。太ったというより、大きくなった体をキープするというのは大変。自分も大変だもん、すぐ痩せちゃうから」

「ガチムチって太っていればいいってものじゃなくて、鍛えて筋肉もほどよくつけないといけないしね」

――ひとくちにガチムチといっても奥が深いですねぇ。であ、次回も再びガチムチの話からお願いしまーす。

***************************

司会/日和サクラ

ライター。宮城県石巻市出身。田舎者の好奇心から19歳で新宿二丁目を初経験。ゲイフレンドリーなタイにも在住経験あり。現在は、ウケを狙って新宿二丁目在住。界隈の野良猫の世話に精を出し、どの場所にどの柄の猫がいるかをほぼ把握している。

 

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