マイノリティ・レポート:ゲイ編⑯

投稿日: 2014年04月21日 00:00 JST

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(用語解説)
●Lesbian(レズビアン)―女性の同性愛者。
●Gay(ゲイ)―男性の同性愛者のことを特にゲイと呼ぶ。差別的な響きが含まれていたホモセクシャルに代わってアメリカの同性愛者が使い始めた言葉。
●Bisexual(バイセクシャル)―男性と女性のどちらも、恋愛や性愛の対象となる人。
●Transgender(トランスジェンダー)―身体の性別と心の性別が一致しない人をおもに指す。

【ゲイ→男性の同性愛者】
メディアを通じてみるオネエ・タレントと言われる人たちは、いつも賑やかで明るくて、なんだかとても楽しそう。
けれど、セクシュアリティを個性として発揮できる職業にないゲイは、見た目も話し方も、異性愛の男性とさほど変わりません。
そもそもゲイはみんなが女装するの? みんながオネエ言葉を話すの? 
なぜ男性が好きなの?
これら多くの『?』について、ざっくばらんに語ってもらいます。

【ゲイ編】
<参加者>
Aさん
40代前半 サラリーマンから転職中 彼氏あり 
Bさん
30代半ば サラリーマン 彼氏なし 
Cさん
30代前半 フリーターからプーへ  彼氏あり


■GWと『TOKYO RAINBOW WEEK 2014』
『老後』の話の前に、GWの話を

――話せば話すほど暗くなっていった『老後』の話で前回は終了しました。今回も引き続き『老後』について話していこうと思ったのですが、その前にこちらの話題を。ゴールデンウイークが目前にせまっていますが、『TOKYO RAINBOW WEEK 2014』が昨年に引き続き、開催されますよ!

「レインボーとつくからには、ゲイ的なイベントなの? ごめん、本気でなんのことか知らない」

「あれでしょ? 去年、二丁目の某ゲイバーのイベントに一緒に行ったよね?」

――そうそう、あのイベントもRAINBOW WEEK 関連でしたよね。

「ゲイパレードのこと?」

――『TOKYO RAINBOW WEEK 2014』は今年で2回目を迎えます。GW中に、各所でLGBTに関連するイベントが開催予定。啓蒙活動ってことでいいかと個人的には解釈しているけど。今年は4月26日(土)~5月6日(火・祝)の期間中に50弱のイベントが予定されているそうです。HPにそう書いてありました。

「パレードもあるの?」

――4月27日(日)に『東京レインボープライド2014~パレード&フェスタ』っていうのがあるけど、おそらくパレードのことだと思います。

一同「ふ~ん」

――私は去年だと、二丁目のイベントと、もうひとつ、FtMの家族についてのイベントへ行きました。どういった感じなんだろうと様子を見に行ったら女子アナが来ていて驚きました。それにまだオペ(手術)していないFtMの人が隣にいて、いろいろ話をさせてもらって、実りが大きかったです。

一同「ふ~ん」

――その様子だと、もしや、あまり興味がない感じですか?

「そんなことはないんだけど、自分の生活でそういったイベントが身近じゃないからピンと来ないというか……。んー、でも、正直なことを言えばあまり興味がない。前も言ったと思うけど、僕は自分のゲイライフに現状で満足しているし。レズビアンやトランスジェンダーの人とは交流がないから全くわからないけど、ゲイでいえば、カミングアウトをする必要はないと思っている人もいるし、世に対するLGBTの可視化というものに、前向きになれない人もいると思うんだよね」

「都合があえばイベントに参加してみたいけど、顔がばれると困る場合もあるからなぁ。でもこれは当事者じゃない人たちへの啓蒙イベントってことでいいんでしょ? となれば、異性愛者の参加を積極的に願うかな」

「僕はゲームで忙しい(笑)」

■『TOKYO RAINBOW WEEK 2014』
で、どんなイベントがあるのでしょうか?

――イベントの内容を見ると、パレードはもちろんのこと、当事者のためのイベントと、異性愛者への啓蒙的な色合いの濃いイベントがあるような気がします。でも、見た感じ、当事者関連のイベントのほうが多いかな。これは連帯感を強める意味合いがあるのかしら。あくまで個人的解釈です。『LGBTの老後』についてのイベントもあるようです。

「『老後』については興味がある(笑)」

「50もイベントがあるなら、どれかに行ってみる予定なの?」

――去年の、FtM関連のイベントは内容が濃くて面白かったから、今年も近しいイベントがあったので、それには行ってみようかなと。ほかにもいくつか気になるのがあったので、行けたら行こうかなと。

一同「ふ~ん」

「とりあえず、HPで詳細を確認してみて、面白そうなのがあったら行ってみようかなという感じかな。イケメンがいるかもしれないし(笑)」

「結局、そこですか!(笑)」

「いないより、いたほうがいいじゃん!」

「イケメンがいたらパレードにも参加するの?」

「それは僕の場合は無理だな。会社の人とかに見られたらひじょうに困る。由々しき問題! 沿道からイケメンを眺めている可能性は高いけど」

「僕、今は無職だし、バレてもいいかな(笑)。でも、参加しないけど」

――映画祭もあるようですよ。約10日間で50弱のイベントがあるってすごいことですよね。HPを見て、興味が湧いたら、ぜひ足を運んでもらいたいなと。こんな内容の濃い期間って、この時しかないと思いますし。

「たしかに、すごいことだよね。一日平均、5つのイベントになるもんね。網羅したらへとへとになりそう」

「若いLGBTのためのイベントもあるんでしょ? そういう子たちの孤独感を取り払えたりするなら、とても大きな意義があるよね。僕も10代の頃は、男なのに男が好きだということに孤独感や疎外感があったから」

「そういえば自分も若い頃は、自分がどっちなのか分からなかった時期があったし、二丁目に来てゲイの友達を見つけることができたから、こういうイベントで、自分のセクシュアリティを肯定できて、悩みから少しでも解放できたら、すごく評価されそうだよね。上から目線で申し訳ないんだけど(笑)」

――『同性婚』『東京国際レズビアン & ゲイ映画祭の特別上映会』『写真展』『結婚契約書』『政策提言』『職場環境』『シェアハウス』『法律トラブル』『HIV/エイズ』……と、ざっとHPを見て、目についたワードです。

「さすが50弱ともなると、多面的視点からのものが多いね。『政策提言』とか、僕たちもこの座談会で、それっぽいことをやっているよね。この座談会を政治家が見てくれてるといいね。少子化や出生率に関しては、かなり、深く話し合ったし」

「『老後』『シェアハウス』とか、ゲイならば気になるところだよね。『シェアハウス』といえば昔、みんなとよく話し合っていたのが、映画『メゾン・ド・ヒミコ』みたいな施設がパタヤ(タイ)あたりにあったらいいねと言っていた(笑)」  

「僕は『結婚契約書』に興味がある。もし彼氏と別れたら、原因にもよるけど、慰謝料とか手切れ金が請求できればいいなとか(笑)」

――でも、Cさんに原因があった場合、逆に請求されちゃうかもよ(笑)。

「それは困るーっ!(笑)」

――具体的にワードを挙げたら、皆さんからやっと反応がありました(笑)。もし、GW中に時間があったら足を運んでみてはいかがでしょうか。私もできる限り、気になったイベントは参加したいと思います。が、GWは実家へ帰って、被災地の現状などを調査してきたい気持ちもあったりして。

「そっちのほうがお宅にとっては大事でしょ?」

――いや、こちらの問題も、みんなの問題と思っていただきたい気持ちが、なきにしもあらず。では、また!

***************

司会/日和サクラ

ライター。宮城県石巻市出身。田舎者の好奇心から19歳で新宿二丁目を初経験。ゲイフレンドリーなタイにも在住経験あり。現在は、うけを狙って新宿二丁目在住。

 

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