マイノリティ・レポート:ゲイ編⑰

投稿日: 2014年04月30日 00:00 JST

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(用語解説)
●Lesbian(レズビアン)―女性の同性愛者。
●Gay(ゲイ)―男性の同性愛者のことを特にゲイと呼ぶ。差別的な響きが含まれていたホモセクシャルに代わってアメリカの同性愛者が使い始めた言葉。
●Bisexual(バイセクシャル)―男性と女性のどちらも、恋愛や性愛の対象となる人。
●Transgender(トランスジェンダー)―身体の性別と心の性別が一致しない人をおもに指す。

【ゲイ→男性の同性愛者】
メディアを通じてみるオネエ・タレントと言われる人たちは、いつも賑やかで明るくて、なんだかとても楽しそう。
けれど、セクシュアリティを個性として発揮できる職業にないゲイは、見た目も話し方も、異性愛の男性とさほど変わりません。
そもそもゲイはみんなが女装するの? みんながオネエ言葉を話すの? 
なぜ男性が好きなの?
これら多くの『?』について、ざっくばらんに語ってもらいます。

【ゲイ編】
<参加者>
Aさん
40代前半 サラリーマンから転職中 彼氏あり 
Bさん
30代半ば サラリーマン 彼氏なし 
Cさん
30代前半 フリーターからプーへ  彼氏あり


■LGBTじゃなくても、誰もが気になる『老後』
ところで『老後』って何歳から?

――前回は『TOKYO RAINBOW WEEK 2014』について取り上げました。現在、イベントの真っただ中です。これについてはまた後日取り上げましょう。ところで皆さん、GWのご予定は?

「特になしだなぁ。どこへ行っても人が多いし引きこもり生活になると思う。無職だし(笑)」

「僕も。海外旅行に行こうと思ったけど、すでにチケットが高くなっていて諦めました」

「僕も特になし。GW中は人が多いから外出したくないかなぁ。僕は特に働いているわけじゃないから、どこへ行くにしても人の少ない平日のほうがいい」

――二丁目に飲みに行ったりとかは?

「それはするよ」

「さすがに飲みに行くぐらいはするよね」

「未定かな。二丁目はたまにしか来ないので」

――では、唐突ですがここから前々回に引き続き『老後』の話をしましょうか。

一同「きゃーーーーーーーっ!」

「思うんだけど『老後』って一体、何歳くらいからを指すんだろうね。自分はもう、老後だと思っているから」

「そんな、40代前半で老後だなんて(笑)。でも、40で老後と感じる人もいれば、60でも現役だと感じている人がいたりして、かなり個人差があるかもね」

「僕は定年したら老後かなと思っている。だから60歳かな」

「企業に勤めていない人は定年というのがないんだけど、そういう場合は? 自営の人とかはどうなるの?」

「それはもう、個人の考え方によるかなと。年金が支給される65歳からが老後と考える人もいるだろうしね」

――『定年』、『年金支給』が老後のひとつの目安になるかもしれませんね。さて、では、60歳もしくは65歳を過ぎたら、皆さん、どうしていることでしょう。私は、実家でガーデニングしてます(笑)。

「ガーデニング? 畑でしょ?(笑)」

――ま、そうですね。どっちでもいいです。とにかく、自給自足生活を送っているかと。

「自給自足かぁ。自分も畑を耕そうかなぁ」

「畑仕事なんてしたことがないからできない。その土地もないし……」

「僕は地方出身だから、畑をするくらいの土地はある。でも、老後は実家には戻らないような気がする」


■孤独死
ゲイと孤独死!?

――それは独身者も同じかと(笑)。うちの田舎のほうでは、田畑を耕しているときに、脳梗塞や心筋梗塞で亡くなる人が実は多くて、誰かに死後、見つけてもらうということが多いです。

「ほーんと、どうなるんだろう」

「親の介護とか、そういう問題に直面しているかもしれないし」

「僕はこれからもずっと彼氏と一緒なのかなぁ。どっちかが亡くなってしまって一人ぼっちとか……」

「ゲイは孤独死の可能性は高いよね……」

――漠然としたイメージ、もしくはイメージさえ抱けない、現時点での『老後』という印象を受けますが。

「都会のマンションで腐乱死体で見つかるより、土の上で死にたいよね(笑)」

「土に帰るって人間のあるべき姿だよ(笑)」

「誰にも見つけてもらえなかったら?」

――それはないかと。畑にしても田んぼにしても、それなりの人と車の往来があるから、様子がおかしいとすぐにわかる。もしかしたら、ペットの犬が誰かを呼びに行ってくれるかもしれない(笑)。

「じゃぁ、都会でペットを飼えば、最後は誰かに知らせてくれるかなぁ」

「なんか、ただの、飲み屋での会話になっているね。この座談会(笑)」

「誰かが言っていたけど、将来の支えになるのは、『お金』と『思い出』だと言っていた」

「たしかにね。あと、老後は、お金と孫が支えになるとか。孫が生まれて変わるという人は多いみたいだよ。つくる気はないけど」

「っていうか、Bさん、つくる気はないじゃなくて、そもそも女の人とエッチができないでしょ! 子供は女の人とセクースしないとできないんだよ!」

「わかってます(笑)」

――ま、女性も理解した上で、利害が一致すれば、偽装結婚でもして、体外受精等で子供を作ろうと思えば作れないことはないんじゃないのかと。極端な例ではありますが。

「そこまでして欲しくない~。家庭や子供というものには、早くから諦めています」

「僕たちカップルは、養子が欲しいなという希望は持っているけど」

――案外知られていないかもしれないけど、あきらかに自分でゲイだと自覚しているけども、家の都合(長男、家業を継ぐ)などで、女性と結婚して子づくりするゲイもいますよね。

「それ、ひどいね」

「でも、よく、耳にするよね」

――子供が大きくなり、奥さんが亡くなり、定年を迎えた男性が、タイで、ゲイとして、本来の性を楽しんでいたり……という人もいました。

「へぇ、そういう人もいるんだ。奥さんは気づかなかったのな」

「セックスとか絶対してなさそう。子づくりのセックスだけして、何もしてなさそう。セックスレスがいま話題になっているけども、案外、ゲイが偽装結婚して、セックスレスになっている夫婦って多いのかもね」

「なるほどねぇ。でも、そこまでして、家とか体面を守らなきゃいけないのかな。相手の人が気の毒だよね」

――偽装結婚をする同性愛者、それを知らずに結婚した異性愛者。そういう人たちが減るためにも、LGBTがもっと顕在化して、自分の性を楽しんで人生が送れる状況がつくることができるといいのですが。その情報発信のための座談会です(笑)。

「わかるようなわからないような。そんな大きな志を持っていたなんて、初めて知ったよ(笑)」

――まだまだ老後の話は続きます。『親の介護』や『老後の資金』についても話し合っていきましょう。

***************

司会/日和サクラ

ライター。宮城県石巻市出身。田舎者の好奇心から19歳で新宿二丁目を初経験。ゲイフレンドリーなタイにも在住経験あり。現在は、うけを狙って新宿二丁目在住。

 

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