脳を鍛えて腰痛を治す!? 簡単「腰痛予防」ストレッチ

投稿日: 2017年09月29日 17:00 JST

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サッカー日本代表の川島永嗣選手や陸上メダリストの山縣亮太選手など超一流アスリートたちから信頼される「本物の腰痛治療」術とは?

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「ヒトの動作は、『歩く、踏み込む、しゃがむ、捻る、押す、引く、屈む』の、7つの組み合わせで成り立っています。これらの動作は、おそらく狩猟時代から継承されていて、『プライマルムーブメント(原始的な動作)』と呼ばれています。プライマルムーブメントにおいて重要なことは、動作中に背骨のSカーブ(ニュートラルスパイン)を保つことです。腰痛を慢性化させている方たちは、屈んだり、しゃがんだりするときに、直ぐに腰が丸まってしまい、腰部の椎間板や靭帯、筋肉に大きなストレスを繰り返し与えているんです」

 

プロサッカー選手として東京ヴェルディやジェフ千葉、ブラジルのパルメイラスなどでプレー。同世代には中田英寿や宮本恒靖ら、錚々たる選手たちとしのぎを削ったキャリアを持つメディカルトレーナーの伊藤和磨さん。そんな自身のプロアスリートの経験を活かした施術は、数多くのトップアスリートが絶大な信頼を寄せている。

 

短距離走の山縣選手も、腰痛を抱えながら競技を続けている選手の一人。元800m走の横田真人さんから紹介されて、マロッズに来院することになった。

 

「彼は、スタートダッシュの瞬間に、強烈な痛みが腰に走ると訴えていました。トップアスリートの場合、肉体の限界まで追い込むので、フォームに問題があったら、いくら患部の治療をしても、直ぐに再発してしまいます。山縣選手は、スタートダッシュのときに骨盤が後傾して、腰が丸まってしまう癖があり、それを修正することを執拗にアドバイスしました」

 

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マロッズでアドバイスを受ける山縣選手

 

「腰痛改善スペシャリスト」として活動している伊藤さんは、トップアスリートからシニアまで、幅広い層の腰痛に悩む患者さんを対象に、施術や運動療法を指導している。その卓越した技術と理論をベースに、2002年の開業以来延べ3万6,000人以上を治療してきた。大学病院で椎間板ヘルニアの手術を勧められている方や、既に手術の日程が決まっている方が、著書やネット検索で伊藤さんのことを知り、全国各地から足を運んでくる。

 

「手術の日程が決まっていた方で、実際に手術を受けた方は87人中1人です。それ以外の方は、手術を受けずにゴルフやランニングを楽しんでいます」と言う。まさに腰痛のゴッドハンドと言える存在だ。

 

「トップアスリートは意識が高いので、1つ教えれば3つのことをやってくれるので改善も早い。難しいのは一般の人。こちらが3つアドバイスしても1つもやってこない。どうしたら、そういう人たちの行動パターンや癖を改善させられるか、意識を変えてもらうために試行錯誤してきました」

 

そう笑いながら話す、伊藤さんが提唱する腰痛改善のメソッドとは、「腰痛はアタマで治す」だ。「腰痛に限ったことではありませんが、ただ漠然と痛みをなくそうとしているだけでは、全く解決になりません。腰痛になる原因は、日頃の姿勢と動作パターン(特にしゃがみ方、屈み方)にあります。それをアタマで考えること、気づくことが最も大切です」と言う。

 

伊藤さんは、初診で「体の履歴書」を作成するために、姿勢や呼吸パターン、動作の検査に約1時間費やす。既往歴と検査結果から得られた情報を元にして、患者さんのライフスタイルと習慣に潜んでいる「悪癖」とその「リスク」について、じっくりと説明し「腰痛が再発しない体づくり」を提案するというやり方。「教育で腰痛を退治する」これこそ腰痛で本当に困っている人が求める究極の治療術と言える。

 

ただし、その道は簡単ではない。伊藤さん曰く「長い年月をかけてつくられた習慣を変えるのは、容易ではないです。その人が変わろうと思わなかったら、何も改善しない。変わるまで根気よく付き合っています」たとえゴッドハンドでも、本人が本気で治そうと思わない限り改善させることはできないのは当然だ。腰痛に悩んでいる人はもちろん、過度なデスクワークなどで腰に負担がかかっている人は、ぜひ伊藤さん直伝の簡単「腰痛予防」ストレッチを実践して「改善」してほしい。

 

【股関節運動機能アップエクササイズ(1)「ロックバック」】

 

「しゃがむときや、屈むときに出っ尻(ヒップヒンジ)にしているか否かで、腰痛の罹患と再発のリスクが大きく変わります。ロックバックは、出っ尻をスムーズに行うための『はじめの1歩』です。理想的なしゃがみ動作を覚えるための、『四つ這いスクワット』とも言えます。起床直後にゆっくりと行えば、ギックリ腰の予防にもなります。次回以降に紹介するエクササイズも、この動作が基本になるので、ぜひマスターしてください」(伊藤さん)

 

1)脚は腰幅、手は肩幅に四つん這いになる
※なるべくお尻、背中、首が一直線になるようにする

【開始姿勢】膝が股関節の下、手首が肩の下に来るようにする/体も真っすぐにする

 

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【間違った開始姿勢1】膝と手首がそれぞれの下に位置してない

 

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【間違った開始姿勢2】腰を反りすぎている

 

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【間違った姿勢3】腰が丸まっている

 

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2)腰の反りを維持して、息を吐きながらお尻を踵に近づけていく。

 

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※股関節を深く「畳んだ」出っ尻姿勢。お尻の筋肉が硬い人はストレッチにもなる。

 

【間違った動作】腰が丸まっている

 

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3)息を吸って元の位置に戻る
4)この動作を10回続けて行う

 

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【協力店舗】

「MARO'S Medical Fitness」

http://www.maros.jp
渋谷区恵比寿南3-3-6 K’sフラット102号室
TEL:03-3711-9775

 

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「椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と診断された人たちの駆け込み寺」として、2002年の開業以来16年間で3万人以上の腰痛に苦しむ患者を治療した実績を持つメディカルトレーナー、元Jリーガーの伊藤和磨さんが主宰する「腰痛改善スタジオ」。解剖学や筋機能解剖、病態生理学、神経生理学、バイオメカニクス、キネシオロジーなどを独学で学んだ伊藤さんが、国内外の腰痛研究機関が推奨する腰痛改善のためのセラピーエクササイズを腰痛改善スペシャリストとして提供。痛みの震源地を丁寧にケアしながら、脳に正しい姿勢と動作&呼吸パターンを再学習させることで、腰痛を根本から改善して再発しないカラダ作りをめざす治療法は、トップアスリートや人気芸能人、経営者といったセレブリティたちからも絶大な信頼を得ている。

 

 

伊藤和磨さんの書籍紹介
『頭痛・めまい、首・肩の痛みを動かしながら治す アゴトレ』

 

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著者:伊藤和磨
価格:1,400円+税

仕様:単行本/ソフトカバー/135ページ/DVD付き
出版社:光文社
発売日:2017年5月16日

 

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「より美しく」「より健康に」なりたいと願う読者のみなさんのために、自身の経験から選りすぐったゴッドハンドとその人気の秘密を紹介する。

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