話題沸騰「究極のTKG」、開発者はおもちゃ界のドクター中松

投稿日: 2017年11月02日 06:00 JST

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「これまでのドロっとした卵かけご飯と違い、フワフワのメレンゲ状に仕上げた白身と濃厚な黄身の両方が味わえる“究極の卵かけご飯(TKG)”を誰でも簡単に作れる器具です。クッキング・トイのような楽しさもあるし、その仕上がりはインスタ映えします!」

 

自信たっぷりに語るのはタカラトミーアーツのライフ企画課・平林千明さん(39)。卵の持つポテンシャルを最大限引き出すマシン「究極のTKG」(希望小売価格3,500円)を開発した平林さんは「小学生時代はドクター中松さんの本が愛読書だった」というほど発明好き。これまでも東京サマーランド監修のウォータースライダー型流しそうめん器具や、約30人前のプリンを作る器具などの名作(迷作)に携わっている、おもちゃ業界の有名人だ。

 

「卵かけご飯は国民食だし、専門店や専用のしょうゆがあるようにブームが来ています。これは“ウケる”と確信して、カフェ・ラテのミルクを泡立てる機械を分解するところから1人で開発に取り組みました。殻を割る刃、白身のかくはん器のバネに至るまで、試行錯誤を繰り返して作ったのです」(平林さん)

 

そして構想から1年で、ようやく完成。今年9月、おもちゃ業界のイベントに出品したところ話題に火がつき、SNS上でも「その発想はなかった」「よくぞ作ってくれた」、ネット予約が続々と寄せられた。

 

「発売前に急遽、増産が決定するほど、異例の大ヒットとなりました」(平林さん)

 

平林さんが実際に「究極のTKG」で卵かけご飯を作ってくれた。卵をセットし、上部のボタンを押すと、卵が割れて中身だけが下のホルダーに落ちる。そこで黄身と白身が分離され、黄身だけホルダーに残り、白身はさらに下にあるかくはん器へ。かくはん器のスイッチを押すとバネが付いた器具が回転して、空気を取り込んだ白身がどんどんメレンゲ状になっていく。1分でさらさら、2分でとろとろ、3分でふわふわになる。熱々のご飯にメレンゲ状の白身をのせて、そこに黄身をのっければできあがり。今回は、たっぷり3分回して、ふわふわの卵かけご飯を作ってもらった。

 

「“おいしいな”って今までつい食べ過ぎていましたが、メレンゲ部分にボリューム感があるため一膳の卵かけご飯でも十分に満腹感がある。ダイエットにもつながると思います」

 

平林さんは『究極のTKG』で作った卵かけご飯にいろいろな食材をのせてみたり、麺類に応用したりして研究を進めている。

 

「とくになめ茸やいくらのトッピングはおすすめ。トリュフやキャビアを乗せて豪華にいただくのも、良さそうです。逆に、作ったメレンゲ卵をローストビーフ丼に乗せても大成功でした。さらにメレンゲをオーブンで少し焼くと、さくっとした食感が楽しめるんですよ」(平林さん)

 

「卵かけご飯」について語らせると話が尽きない平林さん。彼女の愛情がたっぷり込められた「究極のTKG」をぜひお試しあれ!

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