東京はキウイ、静岡は柿…若きイケメン“農業王子”たち

投稿日: 2017年12月04日 06:00 JST

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「多くの人においしい作物を食べてほしい」と、若きイケメン農家が愛情と情熱を注ぎ、誠実に作った自慢の作物に注目が集まっている。

 

「税金対策が目的で、やる気がないと思われている都市農業ですが、これから伸びていく可能性があります」

 

そう語るのは、東京都三鷹市の住宅街にある「島田果樹園」を切り盛りする“キウイ王子”の島田穂隆さん(35)。大学を中退し、実家の果樹園で働くようになったのは27歳の時。大きくて甘味の強いキウイ作りにこだわり続けてきた。

 

「もともとはエステやネイルなど美容系の仕事につきたかったんです。キウイは美容にもいいのですが(笑)。おいしいキウイを作るポイントは枝に残す個数。大胆に間引いたほうが、甘味の強い大きなキウイができます。これからは安いものを大量に作るのではなく、品質にこだわって『東京のキウイ』を世界に広めていきたいです」

 

静岡県浜松市の「光の柿園アグレボル」の代表“柿王子”の森下晃行さん(33)は、いかに差別化できるかが勝負だと、常に試行錯誤している。

 

「農業といってもやることは経営なので、人と同じことをしていてはまったく成長しません。私はあえて樹齢の長い古木で柿を作っています。枝が高く伸びすぎて作業が大変なため、ほかの人は切ってしまうのですが、若い木よりも糖度が2度ほど高い柿にしあがるのです」

 

静岡県原産の「次郎柿」を栽培するが、伝統の味を守りながらも「テルの次郎柿」として、さらに進化させた。

 

農業王子が丹精込めた作物には、おいしさだけでない――。愛情がたっぷりつまっている。

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