専門家が提案、地味なお弁当の見た目を彩る“変化球レシピ”

投稿日: 2018年04月06日 11:00 JST

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引っ越しや子どもの進学、自分自身の復職など、新しい生活がはじまるこれからの季節。新生活への期待に胸をふくらませる半面、毎日の家事に、ある“やっかい”な存在が加わることに頭を悩ませている人も多いのでは。そう、お弁当作りという名の苦行が加わることに……。

 

そんな悩める主婦にとって心強い味方になりそうな一冊が『つくおきのじみべん』(光文社)だ。

 

「つくおき」とは、IT関連の会社にフルタイムで勤務する中でnozomiさんが考案した料理スタイルで、1週間分のおかずを週末にまとめて作り置きするというもの。もともと家事と仕事を両立する中で生まれたものだけに、共働き家庭を中心に爆発的な支持を集め、書籍化されたシリーズは最新刊までの累計で100万部を突破した。

 

同書はそんな「つくおき」をお弁当に応用したもので、実際に会社にお弁当を持参していたnozomiさんならではのアイデアが満載。献立の作り方から、弁当箱に詰めるときのポイント、調理のタイムスケジュールまでが丁寧に解説されている。

 

1週間分のお弁当のおかずを土日に作り置きしているnozomiさん。ただ漫然と晩ごはん兼用のおかずをまとめて作っているわけではなく、そこにはこれまでの「つくおき」生活から編み出されたルールがあるという。

 

そのルールが、どんなおかずをどのように詰めるか、それをパターン化してしまうこと。そうすれば日々のお弁当作りで迷うことがなくなり、多忙な毎日でも負担が少なくすむというわけだ。

 

「私の場合は“おかず3品プラスごはん”が基本。肉や魚を使ったメインのおかず1品と、野菜を使った副菜2品をローテーションでバランスよく詰めるようにしています。いろいろな形のお弁当箱を使ったことがありますが、形が違っても、詰め方をパターン化させているので、そのつど詰め方に悩むということはありませんね」(nozomiさん・以下同)

 

なるべく無理なく、1週間分作り置きをするための品数は、主菜が2〜3品、副菜が6〜7品、調理時間は90分が目安だそう。ごはんは多めに炊いて1食分ずつ冷凍しておくと手間が省ける。鍋やフライパン、電子レンジを並行して使いながら効率よく調理すれば、それほど苦にはならないという。

 

毎日お弁当を作っているとどうしても似たようなメニューになりがちだが、nozomiさんは「それでもよしとするのが“じみべん”のいいところです」という。見た目は茶色っぽいものが多くて地味だが、それを飽きさせないように工夫を凝らすのが“じみべん”のキモ。

 

そんな“じみべん”作り置きメニュー中から、地味な見た目にひと味プラスの“変化球レシピ”を紹介。

 

■「梅ポン鶏ももからあげ」梅干しとポン酢の酸味が好相性


【材料】保存容器大1個分

鶏もも肉…350g

A(しょうゆ…小さじ1、塩・粗びき黒こしょう…各少々)

梅干し…3粒(約30g)

小ねぎ…適量

ポン酢しょうゆ…大さじ2

塩・こしょう…少々

片栗粉…適量

揚げ油…適量

 

【作り方】

1)鶏肉は余分な脂を取り除き、フォークなどで数カ所穴をあけ、食べやすい大きさに切る。Aと一緒にポリ袋に入れ、よくもみ込み、20分ほどおく。

 

2)梅干しは種を取り、包丁やスプーンでたたいて、ペースト状にする。小ねぎは小口切りにする。

 

3)大きめのボウルに2とポン酢しょうゆを入れて、混ぜ合わせる。

 

4)バットに片栗粉を広げ、鶏肉にまんべんなくまぶす。

 

5)フライパンに多めの油を熱し、中火〜強めの中火で4を揚げ焼きにし、取り出して軽く油をきる。

 

6)5を3のボウルに入れ、よくからませる。

 

■「夏野菜と牛肉の韓国風炒め」夏野菜たっぷりでほんのりピリ辛


【材料】保存容器大1個分

牛こま切れ肉…250g

ズッキーニ…1本

パプリカ(赤・黄)…各中1個

玉ねぎ…1/4個

酒…大さじ1

塩…少々

A(しょうゆ…大さじ2、砂糖…大さじ1と1/2、コチュジャン…小さじ2)

油…適量

 

【作り方】

1)牛肉はフォークなどで数カ所穴をあけ、食べやすい大きさに切り、酒をふって20分ほどおく。Aはボウルで混ぜ合わせる。

 

2)ズッキーニはヘタを切り落とし、パプリカはヘタと種を取って、それぞれを小さめの乱切りにする。玉ねぎは皮をむき、薄切りにする。

 

3)フライパンに油を熱し、2を入れて塩をふり、強めの中火で1〜2分ほど炒める。

 

4)3に牛肉を加え、表面に焼き色がつくまで炒めたら、Aを入れ、水分がほどよく飛ぶまで炒め合わせる。

 

■「チーズはんぺんだんご」チーズとコーンの“鉄板コンビ”


【材料】保存容器大1個分

鶏むねひき肉…350g

大判はんぺん…1枚(120g)

玉ねぎ…1/2個

プロセスチーズ…75g

コーン…30g

白だし…大さじ1と1/2

※コーンは冷凍食品または缶詰を使用

 

【作り方】

1)玉ねぎはみじん切りにする。はんぺんは袋の上から手でもんでつぶす。

 

2)ボウルにひき肉を入れ、粘りが出るまでこねる。はんぺんを入れてさらによくこねたら、玉ねぎ、コーン、白だしを加えて、またよくこねる。

 

3)オーブンを200度に予熱する。2を約15等分して、チーズを包んで丸く形を整える。クッキングシートを敷いた天板に並べ、20分ほど焼く。

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