第2回「街の食堂でローカル朝ごはん グルメスポット編」~女子が楽しむマカオ旅

投稿日: 2016年07月26日 15:00 JST

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ポルトガルの居留地だった歴史を持つマカオには、ポルトガル料理、中華料理、そして地元・マカオ料理と、ヨーロッパと中国の文化が交差した独自の食文化が息づいています。今回は、美食の街としても名をはせるマカオのグルメにスポットを当ててみましょう!

西洋の風を感じる街で、ポルトガルを味わう

マカオの旧市街、タイパ地区は、ポルトガル居留時代の面影を色濃く残した、ヨーロッパの香りが漂う小さな街。ここでいま注目されているポルトガル料理レストランが「TOCA」。“小さな巣”を意味するこのレストラン、随所にセンスの良さが感じられて、おしゃれで居心地のいいお店です。オーナーは、いくつもの人気店を手掛けたことでマカオのグルメ通の間では有名な方なのだそう。2016年2月にオープンしたばかりで、まだガイドブックにも載っていない、いわば穴場店です。

ポルトガル料理はオリーブオイルと魚介をふんだんに使うのが特徴です。味つけは塩とにんにくがベースのシンプルなものが多く、日本人にもなじみやすい味わい。TOCAではポルトガルの伝統食をベースに、中華やエスニックの食材や香辛料を取り入れるなどして、マカオならではのおいしさを追求しています。

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TOCA
Rua dos Negociantes,No7,Old Taipa Village,Taipa,Macau
営業時間:12:00~15:00、18:00~23:00(無休)

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TOCAの床はマカオの名物である「アズレージョ」と呼ばれるタイルが施されている

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(左)ピリッと辛い「あさりのソテー オニオン、トマトとチリ風味」(125HKD)はどこかオリエンタルな味わい
(中)ポルトガル名物の“バカリャウ(干しだら)”を使った「干しだらとポテト入りスクランブルエッグ」。ワインとも相性抜群!
(右)マカオ料理の代表格「アフリカンチキン」(150HKD)はココナッツ風味のスパイス仕立て。ポルトガルからの貿易船が各国で手に入れたスパイスをマカオにもたらし、独特の郷土料理を発展させた

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タイパ地区にはヨーロッパの小道のような路地が多く、思わず誘い込まれてしまう

旅の醍醐味はローカル朝ごはんにあり

マカオ半島の北部は、中国本土との出入境口に近いこともあり、中国の雰囲気を色濃く見せる露店や市場があちこちにみられます。この活気あふれる下町エリアの中で最もにぎやかな市場が紅街市。1930年代に建てられた赤レンガ造りの建物の内外に、肉・魚・野菜に果物、乾物まであらゆる店がぎゅうぎゅうに並びます。マカオの台所ともいえるこの市場のすぐ横で、街の食堂として愛されているのが1962年創業の「龍華茶樓」です。

店内には蒸したての蒸篭が詰まれていて、好きなものを席に持って行って食べる仕組み。会計は蒸篭の数で決まる“回転ずし方式”です。魚のすり身を蒸したフィッシュボール、スペアリブと豆鼓の蒸し物、蒸しパン的なマーラーカオなど、常時10種類前後の点心がいただけます。

レトロなファンがゆっくりと回る店内は、まるで創業の頃のまま時が止まったかのよう。近所に住む家族連れや市場帰りの人々に混ざって、やさしい味の作りたて点心に舌鼓を打っていると、長年このあたりに住んでいるような、懐かしい気持ちになります。朝から昼過ぎまでの営業時間なので、こちらで朝ごはんを食べてからすぐ横の紅街市や活気ある屋台や商店が所狭しと立ち並ぶ義字街を散策して、街のエネルギーを肌で感じてみてはいかがでしょう。

龍華茶樓
3 Rua Norte do Mercado Alm. Lacerda Macau
営業時間:7:00~14:00(旧正月の5日間休業)

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(上)魚のすり身の蒸し物、シュウマイ、チャーシューまんなど点心の定番のほか、甘唐辛子の肉詰めや鶏足のカレー風味蒸しなども並ぶ。お茶はひとり15HKDでワンポットをシェア。
(下)涼しげなタイル張りの店内は、いつも地元の人々で賑わい、和やかな時間が流れている。窓枠のグリーンもレトロでおしゃれ。

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できたての点心。お好きなものをどうぞ!

マカオ名物、エッグタルト発祥の店へ!

マカオのスイーツといえばエッグタルト。ここロード・ストウズ・ベーカリーは、その発祥の地としても名高いお店です。英国人アンドリュー・ストウ氏が創業したこのベーカリーで作られるエッグタルトは、サクサクの生地と、とろ~りプルプルななめらかカスタードが絶妙にマッチ。エッグタルト以外には、卵白で作ったふわふわのホワイトケーキや、サクサクのクッキーなどもラインナップされているので、おみやげを探すのにもぴったり。手作りのサンドイッチも人気です。マカオ半島にもいくつか支店がありますが、本店で購入して、街歩きついでに食すのがおすすめです。

ロード・ストウズ・ベーカリーの本店があるコロアンは、もともと離島だった静かなエリア。いまでもリゾートとして人気があります。のんびりと路地を歩きながら、フランシスコ・ザビエルゆかりの教会を訪ねたり、かつての桟橋を見に行ったり……。喧騒から離れてゆったりと過ごす、旅ならではの贅沢な時間がここにあります。

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澳門安徳魯餅店(Lord Stow's Bakery)
1 Rua do Tassara, Coloane Town Squar Macau
営業時間:7:00~22:00(無休)

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エッグタルトは1個9MOP。この店だけで1日に数千個を焼き上げるとか。焼きたてのアツアツにかぶりつくと、香ばしいパイ生地の香りと甘さ控えめなカスタードが口いっぱいに広がる。

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ロード・ストウズ・ベーカリーから歩いて5分ほどのところにある小さな教会が「聖フランシスコ・ザビエル教会」。可愛らしい外観。

洗練されたマカオ料理を楽しむ

最後に、観光業が発展しているマカオらしいレストランをご紹介しましょう。マカオ北部にある「モンハの丘」の中腹にある「IFT エデュケーショナル・レストラン」です。IFTは、マカオ政府が優秀な観光業従事者を育成するために作った“観光専門大学”で、このレストランは学生たちの実習施設も兼ねています。

メニューはマカオ料理とポルトガル料理が中心。ホテルのレストランを思わせるスタイリッシュな雰囲気のなか、スパイシーなアフリカンチキンや、ひき肉を炒め目玉焼きを乗せたミンチーなどのローカルフードが味わえます。ランチメニューではデザートビュッフェも楽しめ、日によっては予約が必要なほど人気のあるレストランです。

学生とはいえ、IFTの実習生によるサーブはとても親切で丁寧。もちろん、調理はすべてプロの料理人によるものなので、味のクオリティは折り紙つきです。

レストランのすぐ横には、同じIFTが経営するホテル「ポウサダ・デ・モンハ」があります。こちらはポルトガル風の建物を使ったプチ・ホテル。噴水のあるパティオやアズレージョを使った壁が美しく、かわいいもの好きの女子旅にはおすすめです。

IFT Educational Restaurant(旅遊學院教學餐廳)
澳門望廈山 旅遊學院内
http://www.ift.edu.mo/EN/RESTAURANT/Home/Index/239
営業時間:ランチ12:30~15:00/ハイティー15:00~18:00/ディナー19:00~22:30(月~金営業)

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(左)スパイスの効いたひき肉の炒め物に目玉焼きを乗せたミンチーは、アジアンごはん好きなら確実にハマる味。(120HKD)ごはんと一緒に食べるのが一般的。
(右)ランチとセットにして楽しめるデザートビュッフェ(+80HKD)。美しいケーキやアイスクリームが並んで目移りしそう。

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「ポウサダ・デ・モンハ」はポルトガル居留時代には兵舎だった建物を利用している。パティオのアズレージョが見事。

東洋と西洋の食文化が出会い、混ざり合ったマカオは、まさに美食の街。巨大カジノホテルの中には星付きレストランを抱えているところも多く、ここに紹介しきれなかった注目の食スポットがまだまだたくさんあります。ポルトガル料理にマカオ料理、中華にスイーツまで、この街で、世界中の美食に出会ってみてはいかがでしょう。

 

【協力】
マカオ観光局:http://www.macaotourism.gov.mo

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