「空飛ぶ B級山歩き♪」沖縄編(3)

投稿日: 2015年04月28日 00:00 JST

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沖縄編3 美しき伊江島のシンボルからの絶景

沖縄山歩きの最後は、伊江島の象徴「城山」(標高172m)。伊江島は「沖縄美ら海水族館」がある沖縄本島北部・本部半島の北西約9㌔の洋上にある周囲22キロの小さな離島で、本部港からフェリーで30分。美しいビーチ、咲き乱れる花、5千頭あまりの牛(伊江牛)が観光客を迎えてくれる。島にそびえる城山(ぐすくやま)は太古の時代、古い岩盤が新しい岩盤に潜り込む際に、一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る「オフスクレープ現象」によって出来た岩山。世界的も珍しい現象で、山全体が聖地となっている。海上からも帽子のような形の岩山がハッキリ確認できるため、古くから航海の目印とされてきた。

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島全体を見渡せる360度のパノラマ

快晴に恵まれた春日和の早朝、麓の南登り口から石段を20分ほど登る。中腹に展望台と売店があり小休憩。売店では、さんぴん茶、黒糖コーラ、シャーベットなどを楽しめる。山頂に向かう登山入口の脇に城山御嶽があるので、ここで参拝。

 

いよいよ登り始める。今回の沖縄の旅で登ってきた山道とは違い、この日の山頂までの道のりは石段の連続だ。途中、石段の脇に岩の割れ目がある。地元の方の拝所のようだ。そっと手を合わせる。石段歩きを20分ほどこなすと、頂上がみえてくる。南風が強いが360度の眺望は文句なし。眼下に島全体が見渡せる。緑の畑がパッチワークのようだ。四方にコバルトブルーの美ら海が広がる。海に浮かぶ瀬長島、水納島、そして沖縄本島。北東には伊平島の島影も。山頂にたどりついた観光客は、その絶景を前に驚嘆の声を上げている。みんな、景色で急登の疲れがいっぺんに吹き飛んでしまうようだ。

ゴツゴツした山頂の中央の岩にくぼみがある。「カタンナーパ足跡の伝説」の碑が目に入ってきた。

《その昔、伊江島にタンナーパという力持ちの大男がいました。隣村との戦いでタンナーパは城山を登り攻めてきた敵に大きな石を投げつけて退散させました。その時、力いっぱい足を踏ん張ったために足跡が残されました》

30センチはありそうな足跡だ。どの土地に行っても民話、伝説がある。それを見つけるのもB級山歩きの楽しみのひとつ。

歩行時間(南登山口往復)約1時間
   標高差(港から)      172m

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ビーチに面した洞窟に、子宝を授かる力石が

伊江島の南海岸、GIビーチの近くにある洞窟「ニャティヤ洞」。薄暗い洞窟内に力石(ビジル石)がある。言い伝えでは、女性がこの石を持ち上げると子宝を授かるという。重いと感じると男の子、軽いと感じれば女の子だとか。洞窟の一角にはハート型の空洞があり、カップルに人気。戦時中は島の人々が身を潜めた場所で「千人洞」とも言われている。一帯は聖域となっている。

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「伊江島のガウディ」が進化させる手作り民宿

城山の麓にある手作りの民宿。牧歌的な風景のなかに突如現れるアバンギャルドな建物が印象的だ。宿名はスペイン語で「風の家」。海外から訪れる宿泊客も多いという。オーナーは「伊江島のガウディ」とも呼ばれている。いまも敷地内の建物を建築中だ。ゆったりとくつろげるカフェも併設。

伊江村東江上549 (問)0980-49-2202 大人一泊4,000円(素泊まり)

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女将の三線と郷土料理を楽しむ 友小(どぅしぐわぁー)

伊江島の特産品を使った郷土料理の店。伊江牛の「串ステーキ」はしっかりした味わいでボリューム満点。新鮮なモツがたっぷりの「モツ焼き」も美味。島の泡盛とともに楽しみたい。女将の三線を聴きながらゆったりとした島時間が流れていく。「どぅしぐわぁー」は沖縄の方言で「友達」の意味。

伊江村東江前32-2 (問)0980-49-5220(水曜日定休)

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空港耳よりInformation ~那覇空港~

◎空旅といえば、忘れちゃいけないのがやっぱりおみやげ。

「ANA FESTA」で聞いた、那覇空港でのおすすめのおみやげは次の3つでした。

・ナンポー通商 「べにいもたると」

・ロイズ石垣島 「黒糖チョコレート」

・南風堂    「雪塩ちんすこう」

定番強し!

◎「昨年末に最上級ラウンジがオープン♪」

ANAダイヤモンドサービスメンバーとLounge Access Cardホルダー向け最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」。快適なラウンジスペースでは、スープ、パン、ワインなどに加え、シークワーサージュースや泡盛など沖縄ならではのサービスも。出発直前までリゾート気分を楽しめる。 ラウンジは全41席。沖縄の海を連想させるガラスオブジェなどのインテリアが沖縄らしさを演出している。

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「空飛ぶB級山歩き」第1弾の「沖縄編」、いかがでしたか。USJの沖縄進出が報じられるなど、沖縄はこれまで以上に注目のスポットになっています。美ら海はもちろん、亜熱帯の大自然とロマンあふれる「沖縄の山歩き」をぜひ、楽しんでみてください。次回からの第2弾は、ミス・ユニバース日本代表を2年連続で輩出した異国文化の地・長崎県を訪れます! ご期待ください。

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山田 稔

'60年生まれ。長野県出身。「日刊ゲンダイ」 編集部長、広告局次長を経て独立。編集工房レーヴ代表。経済、社会関連の記事を執筆中。趣味は山歩き、アジア・沖縄旅、男の気まま料理。著書に『酒と温泉を楽しむ!「B級」山歩き』(光文社・知恵の森文庫)。「分煙社会のススメ。」(光文社)
 

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