「涙の般若心教」 ポロポロ涙をこぼし、一行目を書き終えて母に伝えた思いとは…

投稿日: 2009年04月17日 00:00 JST

_dsc858708年の年末、東京松坂屋銀座店で開かれた翔子さんの個展では、10歳にして書かれたこの作品は来場者を圧倒するに十分だった。完成までの背景から、涙の般若心経とも評されるーー。

「まだ十歳で、しかも知的障害を持つ翔子には無謀とも思えましたが、これくらいのことをしなければ、私たちは心の持って行き場がなかったのです」

 泰子さんが、何枚もの半切(画線紙)に銀色の罫線を引いた。それを「翔子のために、夕べ遅くまでかかって線を引いたのだから頑張って」とわざとプレッシャーをかけ、机の前に導いた。

 すると翔子さんは無邪気に喜び、『摩訶般若波羅蜜多心経・・・』と書き始めた。

「線はしっかりしていて初めて書くにしては上手だと思いました。けれど、字は右に上がれず、真ん中がとれていない状態で。あれこれ指導したのですがなかなか通じないので『いったい何年書道をしてきたの!』とか、強く叱ると、翔子はポロポロ涙をこぼすだけでした」

 もどかしさから声を荒げ、ときには手が出たことも。そうしてようやく般若心経の1行目を書き終えたとき、翔子さんは目を赤くして「ありがとうございました」と精いっぱいの礼をつくしたという。

このときは「すごいね、翔子」と素直に泰子さんはほめ翔子さんを抱き締めた。その後も、叱責されると泣きはするが、姿勢は崩さぬままやめたいとはいわない。


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