【今週の対決】美術館、博物館…「茶の湯の文化」の神秘

投稿日: 2017年04月24日 06:00 JST

話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(42歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、「茶の湯文化」の展覧会対決だ!

 

■東京国立博物館「特別展『茶の湯』」

 

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最初に向かったのは上野の東京国立博物館で開催中の特別展「茶の湯」。おもに室町時代から近代までの茶の湯の変遷を名品約180点で紹介している。織田信長をはじめとする武将や、千利休など茶人に愛された展示品の約3分の1が重要文化財や国宝だ。

 

12世紀ごろに中国から伝わってきたお茶をたしなむ茶の湯という文化。趣向を凝らした茶室、茶碗を用いて抹茶をたて優雅な時間を過ごしていたそう。足利義政が収集した唐物(中国製品)の青磁茶碗は透明感があって、美しい色合いにうっとり。茶の湯の有名人・千利休がつくらせたという茶碗もあった。

 

時代、時代によって茶碗の流行の変化を見ることができた!

 

■東京国立近代美術館「茶碗の中の宇宙」

 

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次に向かったのは竹橋の東京国立近代美術館で開かれている「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展。450年続く陶芸「樂焼」の歴史をたどる展示会だ。千利休の依頼を受けた樂焼の初代・長次郎が制作した樂茶碗から始まり、現在の十五代吉左衛門までの作品が勢ぞろい。一子相伝で継承されてきた樂焼の歴史が楽しめる。

 

ろくろを使わない手捏ねという手法で作られているのが大きな特徴で、その重厚さからくるぬくもりが感じられた。時代のはやりを取り入れた代もいれば、初代長次郎の基本へ戻った代などもいて、それが何度か繰り返されているのがわかった。歴史は繰り返すということを茶の湯文化から実感した。

 

【めた坊ジャッジ】なんとなくだけど茶の湯の「わびさび」を感じることができたような気がした……。今回は、引き分けだ!

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