息子を救った母が警告「いじめは2学期から残酷化する」

投稿日: 2012年09月10日 07:00 JST

息子を救った母が警告「いじめは2学期から残酷化する」 

「夏休み明けの2学期からいじめはひどくなります。いじめから子供を守れるのは母親だけ。自分が守るというスタンスが大切です」


そう強く訴えるのは作家の佳川奈未さん。佳川さんはこのたび、息子をいじめから救い出すまでの壮絶な経験を告白した『「いじめ」は2学期からひどくなる!』(ポプラ社刊)を緊急出版した。佳川さんは、2学期に突入したばかりの今が、いじめのひどくなる時期だと警鐘を鳴らす。


「滋賀県大津市で、中学2年の男子生徒がいじめが原因で自殺したというニュースを聞いた瞬間、私は体が震えました。またこんなことが起こってしまった、息子が中学のときに受けたいじめと同じだ、と、胸が張り裂けそうで、いてもたってもいられませんでした。私は息子を自殺に追いやられる前に助け出せました。けれど、それまで受けた心と体の傷は10年以上たった今も消えてはいません。いじめとはそれほど悲惨なんです」


なぜ2学期にいじめはひどくなるのか。佳川さんによれば、子供たちにとって新学年が始まったばかりの1学期は、『いじめの偵察時期』なのだという。


「クラスに慣れるため、誰もがまわりをじっと見て自分のポジションを探すと同時に、他人の弱点をあぶり出していきます。3週間もすると『頭よさそう』『走るのが遅い』など、クラスメートのいろいろな個性が見えてきます。そして『いじめの種』を持つ子たちによって、ターゲットとなる”餌食”が選ばれるんです」


ターゲットにされたが最後、いじめという名の暴力は時と場所を選ばずに行われる。これが1学期の後半。夏休みになれば登校日くらいしかクラスメートとは顔を合わせないが、それもつかの間『魔の2学期』がやってくるのだ。


佳川さんは「1学期をなんとか耐え抜いたとしても、間違いなく2学期にはさらに残酷ないじめが始まります。これが学校でのいじめの典型的なパターンです。学校はルールなき戦場。凶悪な通り魔が学校にいるのと同じ」とまで語る。大津の事件でも、少年が自ら命を絶ったのは2学期の10月だった。


「2学期が始まった今、再びギリギリのところでいじめられている子はたくさんいるはず。そんなことがあっていいのでしょうか。みんな普通に生きる権利を誰にも奪われてはいけない、と私は思います」

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング