4児の母で司法試験に合格!奮い立たせた「亡き夫の言葉」

投稿日: 2012年11月16日 07:00 JST

国家試験の中でも、最難関のひとつとして知られる司法試験。今年、この試験にひとりの主婦が合格を果たした。広島県に住む、佃祐世さん(40)だ。祐世さんは中学1年生の長男を筆頭に、4児の母でもある。


「主人が目指していたことを実現して、子供たちに見せてあげられるかもしれません」と、喜びの表情を浮かべる祐世さん。彼女の夫で元裁判官の浩介さんは’073月、35歳の若さでこの世を去った。法曹の世界でやり残した夫の夢を、祐世さんがバトンタッチした格好だ。


大学時代に祐世さんのほうが浩介さんにひと目ぼれし、猛アタックの末、結ばれた2人。その最愛の夫が倒れたのは’0672日の朝、ジョギングから帰って来たときだった。脳腫瘍で、すでに手遅れだった。そのとき、祐世さんのおなかには、二女の命が宿っていたという。


大きくなりつつあるおなかで、浩介さんの車いすを押し、散歩に出かけたある日のこと。唐突に浩介さんが、「受けてみないか? 司法試験を」と口にした。そして、祐世さんが二女を出産して20日後、浩介さんは亡くなった。倒れてから、わずか8カ月後のことだった。


「亡くなってからは、しばらく茫然自失としていて……。今でも記憶がないくらいです。四十九日くらいから、やっと気持ちを取り戻して、このままじゃまずいと……」


そう思った祐世さんの胸によみがえったのは、浩介さんの「受けてみないか?」の言葉だった。こうして、司法試験という夢は定まったものの、祐世さんは4人の子供を抱え、勉強時間を取るのもままならない。そこで祐世さんが編み出したのが、若い世代に負けない記憶力を作るための「ブツブツ勉強法」だった。


「電車を降りたら、読んでいたところを思い出しながら、口で唱えて暗記するんです。よく、書いたものを貼って覚えるという方法がありますが、私はしませんでした。貼っただけで安心しちゃうので(笑)。洗濯物を干す前に、問題集の間違ったところを開いて、干しながらブツブツ。掃除しながらブツブツ。お茶わんを洗うときもブツブツ。ちょっと変わった人に見えたかもしれません(笑)」

【関連記事】

東大文三に合格した50歳主婦に学ぶ「老けない脳」作り方

草食系の若者より肉体派!「運動系80代」の生きざま
“がん闘病で逝去”33歳母が愛娘に遺した「みそ汁レシピ」

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング