法外請求に施術ミスも…「美容医療」悪徳医師の見分け方

投稿日: 2012年11月19日 07:00 JST

日進月歩の美容医療業界。いまやヒアルロン酸の注射キットも通販で入手できる時代となった。購入者が自分に注射する分には違法性はないというのだが……。湘南美容外科クリニック・総括院長の相川佳之先生は次のように警鐘を鳴らす。


「素人が手を出すのはあまりにも危険!小鼻の周りに打ちすぎると血液が循環しなくなり、鼻が腐ってしまうこともある。適正な注入箇所や量というものがあるので、決して自分でやろうとは思わないこと!」


消費者庁には年間1万件もの相談が寄せられており、「ヒアルロン酸を注入したが、患部が膿んで痛みを伴い、膿とヒアルロン酸を出す手術を受けることになった」など深刻な健康被害も報告されているという。また、クリニックと患者の間でトラブルも増加中。やはり施術はきちんとしたところで行いたい。そこで、信頼できるクリニックや医師選びのポイントを、相川先生に解説してもらった。


【医師個人の実績を確認】

トラブルを防ぐためにも、症例実績を確認することが大事。「美容医療の場合は、技術だけでなく、自分とセンスが似ている医師を探すことが大切です。たとえば、巨乳好きな先生が豊胸のオペをすると胸はすごく大きくなります(笑)。症例実績は、その先生の作品集なんです」


【施術金額が明確】

まず基本は施術金額一式を、先に提示してくれるクリニックを選ぶべき。注意すべきは患者のコンプレックスにつけ込む医師だ。「恥ずかしいことですが、不安を煽ってぼったくる医師が存在します。たとえばワキガの手術後に『あなたは重症だったから』と100万円を請求する、なんてことも」


金額が明示されていても、それが法外な場合もある。インターネットなどで料金や口コミをチェックし、さらに直接問い合わせるなどして、明朗会計のところを探そう。


「そのほかに、施術に使われる製剤や機材がFDA(アメリカ食品医薬品局)認可かどうかも判断の目安にしてみては。とても基準が厳しい政府機関なので、この認可が下りていれば、まず安心といえます」(相川先生)

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