伊勢〜熊野地元民だけが知る”スピリチュアル巡礼スポット”

投稿日: 2013年01月04日 07:00 JST

 

伊勢〜熊野地元民だけが知る”スピリチュアル巡礼スポット”

伊勢から熊野を結ぶ国道42号線を舞台に、いくつもの命がせつなく混じり合う、魂のロードムービー『ROUTE42』が’13年春、公開される。今回、総合プロデューサー・和田敦也さんをはじめ、ロケ地コーディネーター・山崎勇さん、東紀州プレス&フィルムコミッション・田上孔基さん、濱田瑞紀さんら、映画に携わった現地スタッフが、伊勢&熊野エリアの地元民だけが知っている本当の聖地を教えてくれた。


まずは『引作神社』(南牟婁軍御浜町引作507)。ここにある大クスノキは、樹齢千500年、幹の周囲が15メートル以上もある。「明治時代、政府により伐採されそうになりましたが、生物学者の南方熊楠と民俗学者の柳田國男の尽力で免れました」(田上さん)


次に『獅子巌』(熊野市井戸町 国道42号七里御浜沿い)。「高さ25メートルの隆起した岩が、海に向かってほえているように見えます。11月末から12月末ごろまでの満月の日は、岩の先端(口元の部分)がまるで月をくわえているように見えて、とくにおすすめです」(濱田さん)


日本書紀に『イザナミノミコトを葬った地』と記された御陵が『花の窟神社』(熊野市有馬町上地130)だ。社殿はなく、高さ45メートルの巨岩が御神体としてまつられている。「この神社は『黄泉の国の入り口』ともいわれており、自然崇拝の姿を今に伝える場所なのです」(田上さん)


『神内神社』(南牟婁郡紀宝町神内958)は別名を『子安神社』といい、安産の神様として知られている。「『花の窟神社』と同じく社殿がなく、巨岩そのものが御神体。巨岩は一枚岩ではなく、何層にも折り重なりあっており、その姿には圧倒されるはずです」(田上さん)


夫婦円満、厄除けなどに御利益があるとされるのは『二見興玉神社』(伊勢市二見町江575)。35メートルの大注連縄(おおしめなわ)で結ばれた夫婦岩は、縁結びのシンボル。「夏至の前後には日の出が、冬至の前後には満月が、岩の間から昇ります」(山崎さん)


続いては『神明神社の石神さん』(鳥羽市相差町1385)。「相差(おうさつ)は、三重県でいちばん海女の多い地域。その海女たちが『女性の願いなら必ずひとつかなえてくれる女神』として、古くから信仰してきたのが石神さんです」(和田さん)


倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が天照大御神の鎮座地を求め旅した際、この地に宮を建てたという由来があるのは『瀧原宮』(度会郡大紀町滝原872)。「伊勢の内宮の別宮で、まるでミニチュア版。森と水に囲まれた参道を歩いているだけでも神聖な雰囲気になれます」(和田さん)


最後は『猿田彦神社』(伊勢市宇治浦田2-1-10)。新しいことを始めるときの『みちひらき』の神、猿田彦大神と、芸能の神、天宇受売命(アメノウズメノミコト)がまつられる佐瑠女(さるめ)神社がある。「芸能人がよく訪れます。また、家の新築やクルマを買ったとき、お祓いに来られる地元の方も多いですね」(山崎さん)

 

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