小池百合子「時の権力者」に乗り続けた女の「勝負勘」

投稿日: 2016年07月07日 06:00 JST

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「小池さんは、桜井俊前総務事務次官が出馬を断わることをあらかじめ見切っていた」

 

こう明かすのは、ジャーナリストの歳川隆雄氏だ。

 

「実績やネームバリューで自分に勝てる相手は出ず、最終的に自民党は自分を推薦するだろうと考えた。仮に、自民党を除名されてでも出るつもりでしょう。その場合『反安倍』を打ち出せば、小泉純一郎、細川護熙両元首相の応援を仰げると踏んだ」(同前)

 

6月29日の小池百合子衆院議員(63)による都知事選“電撃出馬”は、周到すぎるほどの計算に裏づけられていたというのだ。したたかな小池氏の「女の勝負勘」。それは、24年にわたる政治家人生でいかんなく発揮されてきた。

 

日本新党、新進党、自由党と渡り歩き、2002年に自民党に入党。翌年、小泉純一郎首相の下で環境相に抜擢されている。

 

「2005年のいわゆる郵政選挙では『刺客』として選挙区を東京に国替え。政治家にとって国替えは政治生命を失うほどのリスクをともなうが、勝利した小池氏は評価を高めたのです」(政治部記者)

 

こうした経歴が、“政界渡り鳥”と揶揄されてきた所以だ。

 

「細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎など、時の権力者に露骨なまでに近づき、相手が力を失えば離れる姿が『裏切り者』と反感を買う理由です。独身の小泉さんには手作り弁当まで作って届けていました」(政治評論家・浅川博忠氏)

 

実績を積み、第一次安倍政権では女性初の防衛大臣に就任。だが、第二次安倍政権では主要ポストから離れた。今回の都知事選では、誰を頼るでもなく、自らの意思で決断したという。

 

だが7月1日、自民党東京都連内では、増田寛也元総務大臣(64)の擁立論が急浮上。同日深夜、出馬の決意を小池氏本人にあらためて聞いた。

 

「覚悟があるから、会見で『崖から飛び降りる』と言ったわけです。もちろん、自民党の議員ですから、党の推薦をいただくのが前提ですよ。ただ、今後の状況次第で変わる(出馬する)こともあるでしょうね」

 

政界渡り鳥、不退転の勝負である。

(週刊FLASH 2016年7月19日号)

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