「娘は母親の“作品”」 15歳少女・母親殺害はなぜ起こったか

投稿日: 2016年05月22日 06:00 JST

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5月8日、15歳少女・A子が41歳の母親・B子さんを殺害した容疑で逮捕された。

「B子さんの遺体の首にはタオルが巻かれていました。犯行は2月26日夜から27日朝に行われたと見られています。当時、夫は仕事で家を留守にしていました。一人娘であるA子が『母が息をしていない』と通報したのは2月27日の夜のことです。警察は外部から何者かが侵入した形跡もないことなどから、娘の逮捕に踏み切ったようです」(社会部記者)

 

B子さんは“教育熱心な母”として有名だったという。

「A子ちゃんは台東区の自宅から千葉県内の私立小学校に通っていました。学校から帰ってくると、今度は塾やピアノと毎日、お母さんのB子さんが送迎していたのです」(一家の知人)

 

だが事件が起きたのは容疑者が小学2年生のころだ。

 

「なんでこんな成績なの!? ダメな子だね!」

「アンタなんか、いらない子なんだから!」

 

当時、一家はマンションの6階に住んでいたが、B子さんの叱声は、隣のビルにまで響き渡るほどだった。前出のマンション・オーナーは、次のように証言する。

 

「それまでもA子ちゃんは、よく叱られていて、同じフロアの住人も『あんなに怒鳴るなんてひどすぎる』と、言っていました。しかしこの日は近所でも大騒ぎになり、私の妻が区内の『子ども家庭支援センター』に通報したのです」

 

だが次第に容疑者が母に反抗することも多くなった。

 

「彼女は携帯電話を所有していましたが、両親や親族としか通話やメールができないもので、『(友人たちと通話できる)スマートフォンが欲しい』と訴えていたそうです。また、テレビを視聴する時間も制限されていました」(前出・社会部記者)

 

緊張状態にあった母娘関係は、A子容疑者の高校への内部進学が難しいことが判明したころから急速に悪化した。

 

「内部進学に失敗したA子ちゃんのため、9月から語学留学も予定されていました。距離を置けば、悪化した母娘関係も改善するのではと、お父さんも賛成したそうですが、結局、悲劇を防ぐことはできなかったのです」(前出・知人)

 

立教大学教授で精神科医の香山リカさんは、

 

「母親にとって娘はいわば“自分の作品”であり、無意識に支配しようとする傾向はあります。子供は、幼いころは期待に応えるために必死に頑張るのですが、思春期になると、“自分を支配しようとする母”に対して憎しみを抱くようになるのです」

 

A子容疑者は「誰かが(母を)殺したんじゃないですか」と供述しており、まだ事件の真相は明らかになっていない。だが母娘の和解は、もう永遠に叶わない――。

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