高3女子刺殺事件 犯人を凶行に駆り立てた「劣等感と絶望」

投稿日: 2013年10月17日 07:00 JST

10月8日、東京都内の私立高校3年生で、女優としても活動していた鈴木沙彩さんが刺殺された。帰宅したところを自宅に潜んでいた池永チャールストーマス容疑者(21)に襲われたのだ。自宅から路上に逃げ出した鈴木さんを容疑者は追いかけ、首、肩、腹部に何度もナイフを突き立てたーー。

 

容疑者は、鈴木さんの元交際相手だった。池永容疑者は日本人の父とフィリピン人の母との間に生まれた。父を亡くし生活は苦しかったという。京都市内にある実家は築34年の古いマンションで、池永容疑者は家計を助けるために高校時代から近所のスーパーで、アルバイトをしていた。高校卒業後には一時期、自衛隊に入隊していたという報道もある。

 

池永容疑者と鈴木さんは2年前の’11年10月ごろフェイスブックを通じて知り合い、交際を開始。容疑者が夜行バスに乗って、東京の鈴木さんに会いに行っていたという。その際、鈴木さんの自宅にも遊びに行ったことがあったようだ。容疑者の母(46)は事件翌々日の10日、文書で次のようにコメントした。

 

「鈴木さんとの交際がトーマス(容疑者)の自慢でしたが、昨年の夏ごろには別れ話があり、落ち込み悩んでいました」

 

鈴木さんの家庭環境は池永容疑者とはかなり異なっている。

 

「(鈴木さんの)祖父母や、お母さんも画家だったと思います。ご実家は近所にたくさんの土地を所有している資産家です。鈴木さんは一人娘で、本当に大事に育てられたのです」(鈴木さんの自宅の近所の住人)

 

母子家庭のハーフ青年と資産家で女優活動もしているお嬢様、その交際がきしみ始めたころ、フィリピン人母は容疑者に「あなたと彼女では、立場が違いすぎるのだから、そっと彼女の夢を応援し、彼女の気持ちを尊重してあげなさい」と忠告したという。いったい何が、彼を卑劣な殺人者に変貌させたのか。立教大学教授で精神科医の香山リカさんはこう分析する。

 

「裕福で、美しくて、有名人とも交流していて……。そんな鈴木さんとの交際は、池永容疑者にとっては“人生の全て”のように感じられ、彼女と別れることは自分を失うような絶望感を生じさせたのではないでしょうか。別れを切り出されたとき、そうした感情が彼女への強い憎しみになったのだと思います」

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