阪神淡路大震災の被災地で生まれた少年が20歳になる年に思うこと

投稿日: 2015年01月16日 06:00 JST

6,400人以上の命を一気に奪い去った阪神・淡路大震災。多くの命が失われた未曾有の大震災が発生した’95年1月17日に、被災地で産声を上げた赤ちゃんがいた。

 

彼らは、心を痛めた被災者に、うちひしがれた街に、希望という光を与えた。あの日から、まもなく20年。彼らも20歳になる。“希望の光”が、20歳を迎える年に思うこととはーー。

 

懐中電灯の明かりだけで生まれてきた中村翼さんは、神戸学院大学のキャンパスにいた。記者が訪れた日、防災対策やボランティア活動などを学ぶ「防災・社会貢献ユニット」の講義を受けていた。

 

「僕が生まれた日が、どれほど大変だったかを、両親がよく話をしてくれました。多くの人が犠牲になった日に生まれた者として、なにか人の役に立つためにできることがあるのではと思っています。将来は、社会に貢献できる職業につきたいです」

 

仮死状態で生まれ、保育器で人工呼吸器につながれていたときに激震に襲われた須磨区出身の栗原健太朗さんは、高校時代には「見ておかなければ」と東日本大震災の被災地を訪ねたという。

 

「被災者の方々が支え合っている姿を見て、僕もいかに多くの人たちに助けられて生まれてきたかをあらためて感じました。自己中心的な考え方にならずに、他人に気を配れるような人間になりたい」

 

あの日、あの時間に生まれていなければ家族が家具の下敷きになっていたことから「守」と名付けられた梅谷守さんは、温めていた夢を口にした。

 

「人を感動させられるような役者になりたいです。大変だと思うけど、勇気をもって頑張っていこうと思えるのも、震災の日に生まれたことが影響しているのかも……」

 

小さな命に、たくさんの愛と命の重みを宿した“震災ベイビー”たち。たくさんの思いを込めて言いたい。20歳のお誕生日おめでとう!

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