追納受付開始…「払わなかった年金」まとめて払うべき?

投稿日: 2015年02月16日 06:00 JST

「夫の離職や離婚などにより年金資格が変わった専業主婦で、変更手続きを忘れた方を対象に、厚生労働省は、年金保険料の追納受付けを始めました。通常は過去2年分しか納められませんが、今年4月からの3年間に限り、10年分さかのぼって追納できます」

 

こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。会社員や公務員の夫(あるいは妻)に扶養される専業主婦(あるいは主夫)は、第3号被保険者として、年金保険料を納めなくても将来の年金が受け取れる。

 

「ですが、夫のリストラや離婚、妻自身の収入アップなどで、年金資格が第1号被保険者に変わった場合は、年金保険料の納付が必要になります。この変更忘れが、約50万〜60万人いるとみられています」

 

現在、国民年金保険料は月約1万5千円。まとめて追納するのは簡単ではない。しかし、このままでは、無年金になる恐れのある人もいる。どんな手続きがあるのか。

 

「まず、年金の未納期間がある方には、案内が郵送されます。これを受け取った方のうち、未納分の一部でも払える方は、追納しましょう。たとえば、1年分約180万円を追納すると、受け取れる年金が今の基準で年約1万9千円増えます。次に、過去分まで払えないという方は、年金資格変更の手続きをしましょう。国民年金は、年金保険料を納めた受給資格期間が25年以上ないと、将来、受け取れません」

 

さらに、今の年金保険料の納付も厳しい人は、年金免除の申請ができる。自営業などもともと第1号被保険者が生活苦に陥った場合も、この免除制度が使えるという。これは前年の収入によって決まるので、近くの年金事務所でご相談を。

 

「また、専業主婦でなくても、年金の未納がある方は、今年9月までなら10年間さかのぼって納めることができます。実は、受給資格期間が現行の25年ではなく、10年あれば年金を受け取れるという法案が国会を通過しています。ただし、実施時期は消費税が10%に上がったとき。安部総理が言うとおり、’17年4月に消費税が上がれば、年金を受け取れる方が大幅に増えるかもしれません」

 

届いた案内や年金定期便などをよく見て、疑問があれば「ねんきんダイヤル」などに問い合わせをしよう。

【関連記事】

「30代は専業主婦になっちゃだめ」と年金専門家が語る理由

目前に迫る“自動カット装置”で年金が危ない!
年金支給年齢引き上げで主婦に強いられる「2200万円の節約」

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング