衝撃!中国の“毒米”が日本の基準では“安全な米”に…

投稿日: 2013年06月29日 07:00 JST

中国の“毒食品騒動”が止まらない。先月、中国南部・広州市周辺で流通する米の半分近くが、カドミウムに汚染されていたことが判明した。カドミウムは四大公害病のひとつ、「イタイイタイ病」の原因物質として知られる有害物質だ。中国国内では、汚染された“毒米”を避けようと、北部で生産された米や、輸入のタイ米を買い求める消費者が増え、値段も高騰している。

 

ところが、中国で大問題になっているこの“毒米”が、日本では「安全」とされ何の問題もなく流通しているというのだ。どうして、こんなことになっているのか――?

 

現地からの報道によると、中国のカドミウムの安全基準値は、1キログラムあたり0.2ミリグラム。広州市周辺に流通して問題になった米からは、0.21〜0.4ミリグラムのカドミウムが検出され、これを食品薬品監督管理局が発表して、市民が大騒ぎになった。

 

だが、これを日本に当てはめてみると、日本の食品衛生法で定められたカドミウムの安全基準値は、1キログラムあたり0.4ミリグラムだ。中国の基準値の2倍の数値にあたる。だから、中国の“毒米”も、日本の基準に合わせれば、まったくの「安全なお米」ということになってしまうのだ。現在、中国では0.2ミリグラムを超えるカドミウムが検出された“毒米”は流通できない。では、それらの米はどこへ――? そう考えると、日本へ入ってきても不思議はない。

 

海外から食品を輸入するときは、検疫を通る。ここでよく中国からの食品に違反が見つかっているのだが、厚生労働省の食品安全部監視安全課に聞くと、「(輸入)米のカドミウムの検疫基準は、国内と同じ0.4ミリグラムです」とのこと。ということは、中国で違反とされた“毒米”も、日本の基準値以下であれば、堂々と入ってこられるのだ。重ねて厚労省に聞くと「その可能性はある」と、あっさり認めた。

 

日本では「安全」とされた米でも、中国では違法の“毒米”とされる現実……。ひょっとしたら中国の人々は、日本の米を指さして、こうわらっているかもしれない。「日本人が食べているのは、毒食だぞ」と――。

 

取材・文/青沼陽一郎(ノンフィクション作家)

【関連記事】

中国食品テロの恐怖「第2の毒餃子、毒ペットフードも…」

大気汚染の中国「1缶70円の新鮮な空気の缶詰」バカ売れ
推定死者65万人の中国大気汚染 危険微粒子が日本にも拡散

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

“好感度1位”俳優パク・ボゴム 謙虚すぎる受け答えにウットリ2017.12.05

最旬スターのインタビューをお届けするK☆STAR LOVERS。今回のゲストは、今、韓国で最も愛される俳優のパク・ボゴム(24)。'16年に韓国で放送され、最高視聴率25.3%を記録した時代劇『雲が描...


ランキング