過眠に過食、集中力低下…その不調“冬季うつ”かも

投稿日: 2014年02月12日 07:00 JST

「眠い、食欲が止らない、集中力がもたない、人付き合いも面倒くさい……」というほど、活力を失っている方、それは「冬季うつ」かもしれません!これは’84年にアメリカの研究者によって発表された病いで、主な症状は過眠や過食。冬の厳しい気候によって体内のリズムが狂い、セロトニンなど快感物質の分泌も減少。その結果、心身のバランスを崩してしまうという。

 

「一般的には、日照時間が短いことが発症の原因といわれるこの病気。ただ、私は、気温低下による腸の冷えにも、一因があると思います。意外に知られていないかもしれませんが、セロトニンやドーパミンなどの快感物質は、全体の95%以上が腸粘膜から分泌されていて、脳内の分泌量はわずか数%!腸の健康度は、メンタルにも大きく左右するのです」

 

そう話すのは順天堂大学教授・小林弘幸先生。なかでも冷えは腸の大敵。おなかの冷えは心にも悪い影響を与える。腸の血流が滞ることで機能不全に陥り、快感物質の分泌量が低下。イライラや不安感、無気力を引き起こすことに。冬は便秘にもなりやすいが、ここにも腸の冷えが関わっている。

 

「冷えが血行不良や蠕動運動の低下を招き、腸内の悪玉菌が増えてしまうのです。腸内環境が悪いときは交感神経が過剰に働くので、イライラもさらに加速。こうなると全身の血流が悪くなるので、疲れや倦怠感がさらに増し、冬季うつはますますひどくなりそうです」(小林先生・以下同)

 

では、冬季うつに打ち勝つためにはどうしたらいいのか?

 

「私がおすすめしたいのは、一杯のホットコーヒーです。コーヒーに血流改善効果があることはわかっていましたが、先日、ハーバード大学の研究でコーヒーには抗うつ効果もあることがわかったのです。コーヒーは中枢神経を刺激し、興奮作用があることは、みなさんすでにご存じでしょう。しかし、それだけでなく、コーヒーを飲むとセロトニンやドーパミンの分泌量も増えるのだとか!」

 

同大の先行調査では、コーヒー飲用者にうつ病患者が少ないことが明らか。さらに今回の研究では、1日にコーヒーを2〜4杯飲む成人は、男女ともに自殺リスクが半減したと報告されている。

 

「ホットコーヒーなら冷えた腸を温めることもできて、一石二鳥!さらにコーヒーは大腸の蠕動運動も刺激するので、便秘解消にも期待が持てます。腸内環境が整えば、全身の血流も改善します。ただし、たくさん飲めばいいわけではなさそうです。フィンランドの調査では、1日にコーヒーを8〜9杯飲む人は、自殺リスクが増加することが示されています。1日2〜4杯が適正のようです」

 

気象庁の発表によれば、今年の春の訪れはやや遅くなりそうとのこと。厳しい冬を乗り切るために、温かいコーヒーはいかがですか?

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