「子供を救うのは母親もラクになる育て方」と専門家

投稿日: 2014年04月21日 07:00 JST

ベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社刊)の著者で、日本アドラー心理学会顧問・認定カウンセラーの岸見一郎先生(58)。心理学者のアルフレッド・アドラーの教えに基づいて書かれた同書には、“母親がラクになる”子育てのヒントが多い。

 

岸先生は、京都の自宅ではカウンセリングも行う。多い悩みは、やはり子育て問題。自身の体験から得た教訓も交えながらカウンセリングを進めるという。じわじわ効くというそのカウンセリングの一部を公開してもらった。

 

【危機1 勉強したがらない子供へ】

 

「まず、はっきりさせるべきことは、これは子供の課題ということ。勉強しなければ成績も伸びないし、結果はすべて子供にふりかかってくる。子供といえども、その人の課題に土足で踏み込めば、対人トラブルが生じます。まず『勉強しなさい』と言うのをやめてみましょう。放任ではなく、時間をかけて“見守る”態度が必要なんです」

 

【危機2 いじめられている子供へ】

 

「すでに子供は傷ついているのですから、そこを踏まえたうえで、全力で力になってほしい。具体的には、『お母さんに何かできることはある?』と尋ねること。大事なのは、子供がしてほしいことを見極め、親が子供を守る『仲間』になることです。ただし、真剣になっても、深刻になりすぎて冷静さを失わないでください」

 

【危機3 不登校~引きこもりの子供へ】

 

「まず母親自身が幸せでいることが大切。世間体を気にせず、どんな陰口を言われようが、引きこもりのわが子をそっと見守ることで自分もラクになれます。子供への『えらいね』は上から目線でダメ。『ありがとう』『助かったよ』と対等な目線の言葉を。『ありがとう』は、相手の貢献に注目する言葉。誰かに貢献できたと知ったとき、子供は初めて自立に向かいます」

 

【危機4 スマホ依存の子供へ】

 

「結論からいうと、徹底的にやらせることです。『世の中にはスマホよりもっと楽しいことがある』と子供自身が見つけるのを待つしかないんです。無理やりゲームをやめさせようとすると、もっともっとゲーム卒業の時期が遅くなります。親には、嫌われることと同様に、問題解決までの長い時間を待つ勇気もまた求められるのです」

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