前田健太、同級生が明かす「キティちゃん大好き」高校時代

投稿日: 2016年04月17日 06:00 JST

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(写真・時事通信)

投手が投球の際に見せる表情は、千差万別である。前田健太は、「打てるものなら打ってみろ!」とばかりに歯を食いしばって投げる。その表情から「マエケンは気が強い」とのイメージが定着している。

 

それは幼いころから培ってきたものだ。母の幸代さん(51)が語る。

 

「じゃんけんでもトランプでも、負ければ悔しそうな表情を見せる。とりあえず、勝つまで”もう1回”。中学のときも、本塁打を打たれたら、自分で本塁打を打ち返しましたから(笑)」

 

PL学園同級生の阪上直也さんは、よりリアルに彼の性格に接してきた。

 

「1年のときは猛練習に、寮の付き人制度もあって、眠る時間がない。そんなとき体育の先生は『野球部やから』と大目に見てくれたんです。

 

にもかかわらず、前田は目いっぱいやる。鉄棒では、僕らは手にマメもできるしやらなかったんですが、彼は違った。棒高跳びやバク宙なんかもそう。ホンマ、できるまでやりましたから(笑)」

 

前田を知る人物は、その身体能力の高さに驚かされたという。それは、多くのスポーツを習うことで得たものだ。前田は2歳で体操を始め、2歳3カ月でスイミングスクールにも通った。

 

「みんなと遊ぶのもいいかなと思って体操を始め、それから水を怖がるので水泳も習わせました。でも、数カ月で慣れると、楽しんで泳ぐようになった。

 

ただ、体操のほうが好きで、野球との掛け持ちで中学までやっていました。バク宙もできましたよ、いまできるかはわかりませんが(笑)。空手は小1の1年間だけ。どうやら、合わなかったようです」(幸代さん)

 

なにごとにもチャレンジするのは、幸代さんの教育方針。馴染めなかったり、イヤになれば、その時点でやめればいい。だが、やりもしないで、やらないという選択肢はないのだという。

 

負けん気の強さはPL学園に進んでも変わらずだったが、野球を離れたときの意外な一面を、前出の阪上さんが披露してくれた。

 

「だんじりの地で育っているので、祭りごとは好きでしたね。2段ベッドの枕元の棚には、だんじりのポスターを貼っていた。

 

それと色はピンク好き。野球ができて、背が高くて、いかつい顔をしているんですが、ギャップがかわいいとか言われたのか、キティちゃんが好きでした。ベッドカバー、枕カバーもキティちゃんでしたから(笑)」

 

前田はPL学園3年時、「この人がいなければ、いまの自分はなかった」と断言する人物と、運命の出会いを果たす。当時、広島のスカウトを務めていた宮本洋二郎氏(74・現日本福祉大学特別コーチ)である。

 

高校生ドラフト会議で、広島東洋カープから単独1位指名を受け、契約金8000万、年俸800万(金額は推定)で仮契約。2007年、カープ入りし、背番号34として活躍することになる――。

 

(週刊FLASH 2016年4月26日号)

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