中畑清 極秘がん闘病妻と祝った「病室での誕生パーティ」

投稿日: 2012年12月17日 07:00 JST

 

中畑清 極秘がん闘病妻と祝った「病室での誕生パーティ」

 

横浜DeNAベイスターズ監督・中畑清さん(58)の妻・仁美さんが125日に亡くなった。享年59。今年2月に子宮頸がんと診断され手術したが、再検査で患部の下に新たな悪性腫瘍が見つかった。8月には抗がん剤治療を開始し、東京大学医学部附属病院へ転院。このとき、他臓器にも移転していることがわかった。

 

「先生から『来年、桜の花が見られるかどうか』と言われた。事実上『余命半年』を宣告されたんだ。抗がん剤も効かなくて」(清さん)

 

そして1117日、最後になるのを覚悟のうえで、仁美さんを一時帰宅させる。中畑家では仁美さんの誕生日には毎年、必ず家族でお祝いしてきた。今年の1121日、59回目の誕生日も自宅で盛大にパーティをと計画していた。しかし前夜に具合が悪くなり、緊急入院することになってしまった。

 

そのパーティに行く予定だった記者は、慌てて東大病院の病室を訪れた。仁美さんは腕を点滴でつながれ、口には大きなマスクをつけ、半身を斜めに起こした状態でベッドに寝そべっていた。

 

「かあちゃん、記者の鈴木が来てくれたよ。ほら、誕生日のプレゼントも持って来てくれたんだ」清さんが言う持参したのは、サンキャッチャーという虹色のガラスを重ねた風水の縁起もので魔除けの意味も持つ。「うわあ、とってもすてきね」と、か細い声ながらマスク越しに仁美さんがほほ笑んでいるのがわかった。

 

夕方5時ごろ、清さんはルームサービスでハンバーグ定食とサラダを注文。それが届くとコーンスープを仁美さんのところに運び「さあ、かあちゃん、おいしそうだよ。俺がつくったんじゃないけどな。東大病院の一流シェフがつくったスープだ」と清さん。時間をかけ4分の3ほど飲んだところで、清さん満面の笑みをうかべて「かあちゃん、すごいじゃん!完食じゃないか、元気が出てきた証拠じゃないか!」

 

そこへ来年2月に第1子を出産予定の長女・恵さん(31)が現れた。さらに続々と親戚が集まってくる。10人ほど集まったところでジュースやお茶が配られた。ミネラルウォーターを手にした清さんが話しだした。

 

「今日はお忙しい中、かあちゃんの誕生会にお集まりいただき、ありがとうございます」するとどこからともなく『ハッピーバースデー、トゥーユー』が歌いだされ、全員で合唱した後に乾杯。「3人目の孫は男か女か」の話題でひとしきりわいわい騒いでから、みな三々五々帰っていった。

 

7時過ぎ、再び、病室に2人の静かな時間が訪れた。

 

 

【関連記事】

中畑清「愛してるよ」がん闘病死妻と交わした”最後の会話”

胃がん「ステージ4の生存率高い」全国がんセンターTOP3
大腸がん「ステージ4の生存率高い」全国がんセンターTOP3

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング