マー君 メジャーでの一抹の不安に“井川との共通点”

投稿日: 2014年01月29日 07:00 JST

田中将大(25)の移籍先が大本命といわれていたヤンキースに決まった。それにしても、その契約内容がとんでもない。7年総額1億5千500万ドル(約163億円)と、年棒は23億円を超える。これはメジャー史上でも18番めで、投手ではカーショー(ドジャーズ)らメジャーを代表する投手に続く5番めの高額契約である。上位4投手は、投手最高の名誉であるサイ・ヤング賞を獲得したあとの契約。それに比べて、田中はまだメジャーで1球も投げていないにもかかわらずである。

 

さらに驚かされたのが契約条項の特典。3万5千ドル(約368万円)の引っ越し費用、年間10万ドル(約1千50万円)の家賃、家族の日米間ファーストクラス航空券年間4往復分などの諸経費も球団持ち。今年、同じく海を渡るあるベテラン投手はマイナー契約のため、特典は往復航空券1枚のみ。しかもエコノミークラスだという。現地メディアはこの契約をどう見ているのか。『ニューヨーク・デイリーニュース』のA・マッキャロン記者は次のように語る。

 

「過大評価だとは思う。だがヤ軍はこのオフ、エース級を獲得する必要があった。サバシアに衰えが見え、数年先に先発の柱として活躍できるような投手がマイナーにも見当たらないからだ。しかも、FA市場は不作。結果、払い過ぎでも田中を逃がすわけにはいかなかった」

 

また、昨年の日本シリーズに代表されるように、田中の登板過多は「ヤ軍でも大きな懸念材料となっていた」と続ける。

 

「キャッシュマンGMも『その懸念は無視できないし、否定もできない。マイナス材料も覚悟のうえ』と話していた。日本からメジャーにやってきて、いきなり肘を故障する投手が多い。それは日本での登板過多が原因なのか、こちらに問題があるのか。いずれにしても、これだけの投資だ。いちばんの心配は故障だろう」

 

かつてヤ軍に在籍した日本人投手は、’97〜’99年の伊良部秀輝に始まり、’12年〜の黒田博樹まで4人を数えるが、成功したのは黒田だけ。しかも彼はドジャースで実績を残してからの移籍だった。

 

なかでも、’07年のポスティングで約30億円、5年総額約23億円で獲得した井川慶(現オリックス)は、いまでも大失敗だったといわれている。1年め14試合に投げ2勝3敗、防御率6.25。翌年はわずか2試合0勝1敗、防御率13.50に終わった。以後、3年間メジャー登板のないままアメリカを後にした。

 

地元ファンは「イガワはこの5年で3Aの新人にファウルボールの当たらない駐車場を教えたり、外野の位置がホーム球場とどう違うかを説明できる唯一の人間になった」と揶揄。キャッシュマンGMも「彼は“偉大なクラブハウスの男”」と蔑んだ。だが、その井川と田中にはある共通点があると、スポーツライターは言う。

 

「2人は英語が話せない。メジャーでは、マウンドに通訳が行くことが禁止されているため指示が伝わりにくい。また、人見知りが激しいことも似ている。井川はチームメイトのどのグループとも行動をともにせず本当に孤独だった。そして、ニューヨークのメディアは世界一厳しいことでも知られ、松井秀喜でさえ1年めは“ゴロキング”と批判された。当時彼はロッカールームで一人、一点を見つめボーッとしていることが多かった。口数も少なくなり、ノイローゼ寸前だった。田中も通訳ばかりに頼らず、周囲と積極的にコミュニケーションを取らないと、第二の井川になる危険性をはらんでいる」

 

(週刊FLASH 2月11日号)

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