田中将大 球場内外で乗り越えた“米国流”への戸惑い

投稿日: 2014年04月10日 07:00 JST

田中将大(25)は5日(日本時間)、ブルージェイズ相手に7回を投げ、初先発初勝利を飾った。もっとも、田中が相手にしたのはブルージェイズの強力打線だけではなかった。球場内外のストレスとも戦っていたのである。

 

田中といえば、愛車ベンツのゲレンデヴァーゲンを数百万円をかけて改良するなど、カーマニアとしても有名だった。

 

「ところが、Kスタ敷地内で自損事故を起こして以来、運転に慎重になった。しかも、ニューヨークの道について詳しいわけもなく、交通量も多いことから、運転はサポート役の佐藤芳記氏に任せている。日本では一人になれる車中の時間を大事にしていただけに、鬱憤は溜まっているようだ」(スポーツ紙担当記者)

 

練習、試合後のルーティンだったという入浴にも変化が現れている。

「疲れを取るために風呂にゆっくりと入るのが日課だった。しかし、キャンプ中は米国流に従い風呂につからず、シャワーしか浴びなかった」(前出・記者)

 

食事の面でも変化が生まれている。田中は、練習や試合に里田まい夫人の愛妻弁当を持ち込んでいない。

「イチローや松井秀喜は奥さんお手製のおにぎりなどを持ってきていたが、田中は手ぶらのまま。クラブハウスで用意された料理を、ほかの選手と一緒になって食べている。それはメジャー流に慣れる一環だし、仲間意識を高めるためだと自分でも言っている」(民放関係者)

 

さて、まい夫人だが、渡米後はメディアに登場することは極端に減ったが、どのような暮らしぶりなのだろうか。

「夫婦揃って外出することはほとんどないらしい。8日にヤ軍はロードからホームに帰ってきたが、タブロイド版のパパラッチらが、夫婦揃ってのツーショット写真を狙おうと手ぐすね引いて待っていた。それは田中自身もわかっているため、よけい夫婦揃っての外出を控えている。遠征先だけでなく、自宅でも息抜きの中心はゲーム。『ウイニングポスト8』や『戦国無双4』などにハマっている」(スポーツライター)

 

最後は、渡米前から不安視されていた田中の英語力である。

「川崎宗則が『アイ アム ジャパニーズ!』とやって笑いを取ったけど、はっきり言って、それ以下のレベル。ジェスチャーでなんとかやっているけど、まだコミュニケーションが取れている段階ではない。マッキャン捕手も心配していて、マウンド上では『楽しんで!』とか、簡単な日本語を覚えてアドバイスするようにしている」(前出・民放関係者)

 

いくつものストレスに打ち勝って得た勝利だった。

 

(週刊『FLASH』4月22日号)

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