韓流ドラマ現地視聴率「20世紀べスト20」 (平成19年 7/3 2311号)

投稿日: 2008年02月22日 00:00 JST

「韓国では年間約100本の連続ドラマが放映されています」そう語るのは、韓国で初めて視聴率調査をはじめた老舗調査機関『AGVニールセン・メディアリサーチ』クライアント・サービス部のキム・キョンドン部長。「全国11都市の2千50世帯、約7千人が調査の対象になっています」21世紀に入り、韓国で放映された連ドラの総数は約650本。本誌記載の表が、その平均視聴率TOP20作品だ。

堂々の1位に輝いたのがイ・ヨンエ(36)主演の『宮廷女官 チャングムの誓い』。韓国の大衆文化評論家でテレビでもおなじみのカン・ミョンソクさんは、高視聴率ドラマについて、こう分析する。「定番は歴史物中心の大河ドラマ、続いて家族ドラマですね。大河はそのスケールの大きさや綿密な時代考証で視聴者の関心を集めます。人物描写に魅力を持たせるため、『チャングム』のヨンエのように主人公もスターになるケースが多いです」ほかにも視聴率を大きく左右するのが、放映時間帯。日本では『月9』など、夜9時台が連ドラが多いが、「韓国では、平日の夜10時からの1時間が“花形”です」『チャングム』は、韓国でまさにその時間帯だった。

2位の『パリの恋人』はイ・ドンゴン(26)とキム・ジョンウン(32)、パク・シニャン(38)の三角関係を描いたラブストーリーの金字塔。現在、BSフジでも放映中の3位『朱蒙』は、ソン・イルグク(35)とハン・ヘジン(25)主演の高句麗の建国を描いた歴史大作だ。「シニャンも『パリの恋人』で一躍スターになりましたし、ソン・イルグクも‘06年度のMBC演技大賞を総なめにして不動の地位を築きました。『朱蒙』人気で放映回数が20回延長されたことも影響しているでしょう」(カンさん)映画女優のカン・スヨン(40)を起用して、『朝鮮3大妖女』と称された歴史上の人物をモチーフに王妃と側室たちの熾烈な闘いを描いた大河ドラマ『女人天下』(6位)。この作品も当初の6ヵ月がなんと1年延びて、1年6ヵ月の超ロングラン放映となった。日本風にいえば『大奥』。4位の『私の名前はキム・サムスン』は、スタイルにコンプレックスを持つ30歳手前の女性の本音を描き、独身女性たちの共感を得た韓国版『ブリジット・ジョーンズの日記』。劇中に登場したブタのぬいぐるみがヒットするなど、社会現象まで巻き起こした。5位の『オールイン 運命の愛』は、任の世界とギャンブルの絡んだ大人のラブ・ストーリー。イ・ビョンホン(36)の起用で、当初から高視聴率を見込まれていたが、「韓流ドラマの場合、日本のように木村拓哉が主演すれば視聴率が保証されるというものはありません。スターがドラマを作るのではなく、ドラマがスターを生むのが韓流ドラマ界の一般的な構造です」(カンさん)

7位以降、日本でも有名なチェ・ジウ(32)&クォン・サンウ(30)の『天国の階段』(9位)、Rain(25)&ソン・ヘギョ(25)の『フルハウス』(17位)がランクイン。以下、それ以外の作品を簡単にご紹介!7位の『明朗少女成功記』は田舎出身の少女が白馬の王子を救うラブコメディ。8位の『人魚のお嬢さん』は愛と復讐に生きるヒロインを描いた韓流ドラマの定番。10位の『母よ、姉よ』は韓国に根強く残る男子選好(娘よりも家系を継ぐ息子を好む考え方)を描いた人間ドラマ。11位の『バラ色の人生』は離婚問題に悩み、がんとも闘う女性が主人公のシリアス作。同11位の『野人時代』は韓国近代の政治家の生涯を描く。13位の『噂のチル姫』は軍人の娘たちの4人の愛を描いたドラマ。14位は古風な男性と今どきの女性の結婚騒動コメディ『狐と綿菓子』。15位は会社経営の父親の死によって、世間知らずの息子4人が世間の荒波にのまれる『オンダル王子達』。16位は地方出身のヒロインがソウルで再出発を図る『19歳の純情』。「韓国テレビ界で高視聴率のカギを握るのは脚本家でしょう。『朱蒙』と『オールイン』、『噂のチル姫』と『バラ色の人生』、『人魚のお嬢さん』と『オンダル王子達』が同じ作家の作品なんです。一方で、韓国内のおおかたの予想を裏切ってヒットした作品もあるんです」カンさんがそう指摘するのが、タイトルがあまりにトホホな17位の『おばさん』。「夫や家父長中心の家族主義を痛快に風刺した、新鮮なコメディでした」19位タイの2作品はともに現代のカップルが主役のホームドラマだ。意外なのは、韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』が、トップ20入りを果たしていないこと。『冬ソナ』は最高視聴率28.8%だった。「実は韓国で『冬のソナタ』の裏番組は、空前のヒットとなった6位の『女人天下』が放映されていたんです」カンさんは今後、韓国内で高視聴率が期待される俳優としてペ・ヨンジュン、ソ・ジソブ(29)、チャン・ドンゴン(35)、イ・ビョンホンの名前を挙げた。まだ未チェックの方、このTOP20にハズレなし!

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