韓流ドラマ“'08冬の異変”

投稿日: 2008年12月02日 00:00 JST

韓流STARの間では、今までドラマ出演はあくまでステップアップ。ゴールは映画俳優になることでした。
 一度、映画俳優になったら、ドラマに戻ることは少ないんです。しかし、最近、彼らは自分たちの原点であるドラマに戻ろうとしています

 と語るのは、イ・ジュンギ(26)の所属事務所『フィール・ボーイ』代表のファン・ジョンヒョン氏
 特に、年末年始にかけて、映画で主役を張れるSTARたちが、ドラマに復帰しようとしている。
 そこで、今回の「韓ナビ!」では、そんな韓流芸能界の新現象の裏側を徹底チェック!
 まずは主演映画『良い奴、悪い奴、変な奴』が話題のイ・ビョンホン(38)。来夏の放映を目指すアクションドラマ『アイリス』(KBS)に出演が決まった。収録は年末からの予定で、『オールイン』以来、5年ぶりのドラマ出演だ
「ビョンホンさんには、『オールイン』以後も、何度となくドラマ出演の打診はありましたが、すべて断っています。
“映画俳優”としてのプライドが邪魔したのでしょう。今回、彼が出演に踏み切ったのは、日本のファンからの強い要望があったから、と聞いています」(韓流コメンテーターのソン・ユジュン氏)
 共演のキム・テヒ(28)も、『ラブストーリー・イン・ハーバード』以来4年ぶりの出演となる。
 チェ・ジウ(33)&ユ・ジテ(32)共演の『スターの恋人』(SBS 12月3日から放映)はロケの真っ最中だ
ロケで着用するアクセサリーはタイアップが多いんですが、ジウさんはすべて自前。
 クランクイン前、リングやイヤリング、ネックレスなどはショップに自ら足を運んで、買い集めたそうです

 とソン氏。ジウ姫の意気込みが伝わってくる。同作は、先日、大阪ロケを敢行。
ジウさんのファンを中心に、1千人のエキストラが、ノーギャラで出演してくれたんですよ。エキストラ用に1千万円の経費を覚悟していた制作サイドは、『大阪のほうには、足を向けて眠れないよ』と話していたそうです」(ソン氏)
 日本のテレビ局と同様、韓国の制作現場でも、経費削減の波が及んでいるという。
ドラマの制作が行き詰まり、倒産する制作会社も出てきました」(ファン代表)
 制作費のなかで、高騰する主要キャストのギャラは、大部分を占めていた。制作費を抑えるために、STARを起用しなくなってしまったのだ。
俳優とテレビ局、双方にとって痛手です。打開策として、最近、各事務所や放送関係者が組織する『韓国芸能人協会』が、1話あたりのギャラを1千300万ウォン(約90万円)以内に抑える、という申し合わせをしたんです。強制力はありませんが、各社、それに従う流れです」(ソン氏)
 この緊急措置が、今冬、大物俳優たちの相次ぐドラマ復帰に背中を押した、といっても過言ではないという。
 ソン・ヘギョ(26)も『彼らが住む世界』(KBS放送中)で4年ぶりにカムバックした
「出演料は上限ギリギリの1話1千300万ウォンでしょう。『オールイン』『フルハウス』と着実にヒットを飛ばした、彼女には安定感があります。
 でも、当時のギャラは100万ウォン(約70万円)にも及ばない新人クラスだったんですよ」(ソン氏)
 ソ・ジソブ(31)とシン・ヒョンジュン(40)も『カインとアベル』(来年2月放送予定 SBS)で復帰。それぞれ、『ごめん、愛してる』('04年)、『天国の階段』('03年)を最後にドラマ出演はなかった。
 ヒョンビン(26)は『彼らが住む世界』に出演中で、ヨン様(36)も『太王四神記』に続き、『神の雫』に出演する

「ここ2、3年、韓国映画は興行不振。500万人の観客を動員するのは難しい状況です。
 いっぽう、ドラマの場合、1回の放送で20%の視聴率があれば数字上は動員500万人と同じなのです」(ファン代表)
 映画は1回きりだが、連ドラは、放映回数分の視聴者が生まれる。知名度を上げる手段としては、ドラマのほうが効果的なのだ。
「出演料が高いのは映画なんですが、ドラマの場合、CM出演の機会も与えられます。
 それに、ドラマは本数がこなせます」(ファン代表)
 ちなみに、脇役のドラマ出演料は、『冬ソナ』でジウの母親役を演じたキム・ヘスク(52)クラスで1話500万ウォン(約35万円前後)だと、ソン氏は説明する。
「主役には及びませんが、脇役の方々は掛け持ちをしている。トータルで考えると、主演に近いかそれ以上の待遇なのです」(ソン氏)
 主演クラスでも、年1本の映画に出るより、2、3本のドラマのほうが収入が大きいというのだ。
 韓流ブームによって、大きく変わろうとしている韓国芸能界だが、今も昔も日本は市場として注目されている。
「韓流ブーム以降、韓国ではドラマも映画も、日本のファンを意識して作られています。
 TSUTAYAの韓流ドラマコーナーが人気ですよね。日本での版権収入で、限られた制作費をカバーしている状態なのです」(ソン氏)
 金銭的な関係ばかりが、注目されているわけではない。
『スターの恋人』の大阪ロケの際、ジウさんのファンが、キャストやスタッフのために、手作りの巻き寿司を差し入れしたそうです。ジウさんも、積極的にサインや握手をして、感謝の気持ちを表していました」(ソン氏)
 ファンからの温かい声援が、ドラマに復帰するSTARたちの糧になっているようだ。

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