「特別室での3週間」と「秋田再訪の約束」

投稿日: 2009年04月14日 00:00 JST

 新作ドラマ『アイリス』の秋田ロケを終え、先月28日に帰国したイ・ビョンホン(38)。約3週間に及ぶ日本での長期滞在は、彼にとっても初めての経験だった。
「滞在中はオフが1日もなく、撮影スケジュールは過酷を極めました。ビョンホンさんは
『なんとか時間をつくって温泉に行きたい』と話していましたが、残念ながら、その願いはわなかったようです」(撮影に同行した秋田県職員)
 そんな彼が唯一の楽しみにしていたのは、投宿先のホテルで過ごすプライベートなひとときだったという。
「ビョンホンさんは、毎晩、お部屋にある専用露天風呂で撮影の疲れを癒していらっしゃったようです。お風呂に浸かりながら、赤ワインやビールを召し上がるのを楽しみになさっていました」
 そう話すのは、ビョンホンと撮影チームが3週間滞在したリゾートホテル『イスキア』の、佐藤京子さん。
 田沢湖畔に佇む同ホテルは、ドラマの撮影期間中、無償で全館を貸し切りにしてロケをバックアップ。ビョンホンのために、約250万円の改装費を投じた特別室も用意された。
「とても大変なロケになると聞いていたので、せめてお部屋ではくつろいでいただきたいと思いました」
 女将みずから改装の陣頭指揮を執った特別室は、約80・という広さ。ベッドルームとリビング、6畳の和室に加え、田沢湖が一望できるの専用露天風呂もあるな造りだ。部屋は、ビョンホンをイメージした白が基調で、タオルなどの小物類は“エルメス”で統一された。
「ビョンホンさんはお部屋に入るなりカーテンを開けて、
『きれいですね』と、しばし田沢湖の眺望に見入っていらっしゃいました。私が『どうぞ、ごゆっくり』と言うと、にっこり笑い、日本語で『恐れ入ります』とおっしゃるんです。そのときの少年のような笑顔は、いまでも印象に残っています」
 秋田でのロケは、3月9日の来日翌日からスタート。ビョンホンの1日は、ホテルの朝食から始まった。
「役づくりのため、ビョンホンさんにはスタッフと別のメニューをお召し上がりいただきました。朝食は、グレープフルーツジュースと野菜サラダにゆで卵、塩とこしょうで軽く味付けした紅鮭のオイル焼きなど。ゆで卵は黄身を除いた白身だけを1日20個ほど召し上がっていました」
 ドラマ『アイリス』では、韓国国家を演じるビョンホン。敵からの逃亡シーンがメーンの秋田ロケ中は、これまで以上に体を絞り込んだという。
「徹底した食事制限だけではなく、お部屋でも、ダンベルなどを使ってトレーニングに励んでいらっしゃいました。
 ある晩、疲れきった表情で戻っていらしたビョンホンさんに『大丈夫ですか?』と声をかけると、みながらも『すっごい疲れています』と日本語でおっしゃるんです。日に日にがこけていく姿を見ると、こちらもくなってしまって……」
 それでもビョンホンは、ファンやホテルのスタッフへの気配りを欠かさなかった。
「朝は『行ってきます』、夜は『ただいま』と必ず声をかけてくださいました。ホテルのエントランスにがる道には多い日で100人近いファンの方がいらっしゃいましたが、ビョンホンさんは車に乗らず、1人1人と握手をしてから撮影現場に向かっていました」
 佐藤さんは、雪のなかで出待ちをするファンに、使い切りカイロやお茶の差し入れをすることもあったという。
「秋田県にこれだけ多くの方が足を運んでくださったことがとてもしかったんです。同時に、我々もできる限りのお手伝いをして、ドラマの秋田ロケをサポートしていきたいと思いました」
 そんな佐藤さんの思いは、ビョンホンにも十分すぎるほどに伝わっていたようだ。3月14日のホワイトデーには、
「ビョンホンさんからチョコレートをいただいたのですが、もったいなくて、しばらく食べられませんでしたよ」
 と笑う佐藤さん。ロケが終盤を迎えたある日の夜、佐藤さんは『イスキア』の系列旅館にビョンホンと撮影チームを招き、夕食を振る舞った。
「でも、まだ撮影は残っていたので、相変わらずビョンホンさんは別メニュー。スタッフが食べている前菜や『きのこ汁』を見て『あれ、食べたいです……』と指をくわえていらしたので、特別に許可をもらって、きのこ汁をお出ししました。ビョンホンさんは『しい!』と3杯もお代わりされていました(笑)」
 その後は食事制限も緩やかになり、ビョンホンは名物の『神代あいがけカレー』などを好んで食べたという。
「帰国前日は、共演者のキム・テヒさん(29)の誕生祝いも兼ね、盛大に打ち上げパーティが行われました。ビョンホンさんのために用意した秋田名産の『由利牛』をお見せすると、『食べたい、食べたい!』とおっしゃって、厚いステーキをペロリと平らげていらっしゃいました(笑)」
 打ち上げのを終えたビョンホンは、女将の佐藤さんに目で合図を送ると手に抱えたボトルを振り、撮影チームとホテルスタッフにいのシャンパンシャワーを浴びせた。
「ビョンホンさんは帰り際、『オモニ(母)を連れて必ずまた来ますから』と言ってくださいました。我々にとっても、ドラマ『アイリス』のロケは、かけがえのない貴重な思い出となりました」
 ソウルに帰国後の今月3日、彼は自身がプロデュースした9th Avenue内『BHNC』ショップのオープニングイベントに、チェ・ジウ(33)とともに姿を見せた。
 同店では韓国で人気の高い帽子専門ブランド『KAORI』と提携したオリジナルデザインの帽子を中心に、財布やベルトなどファッション小物を取りそろえている。
 ビョンホンは商品企画からデザイン、売場運営まですべての過程に直接、参加したそうだ。今後この場所を使って今回の『アイリス』をはじめドラマに関連するイベントを計画しているという。
 ソウルに戻っても、秋田の雪景色と人々の温もりは、いつまでも彼の記憶に残ることだろう。

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