切実だけど面倒…「墓じまい」を代行するサービスどう使う?

投稿日: 2016年08月31日 06:00 JST

image

「遠い故郷にある墓を、親が亡くなった後も維持管理できるかは切実な問題です。そんななか『墓じまい』が注目されています」

 

そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。墓じまいとは、古いお墓を撤去し遺骨を新しい供養先に移すこと。こう書くと簡単そうだが、実は面倒な手続きや交渉などがたくさんある。荻原さんが解説してくれた。

 

「まずは行政手続きです。墓地埋葬法に基づき、古い墓地にある埋葬証明書と、新しい供養先の受入証明書を持って、古い墓のある自治体から改葬許可を得ねばなりません。次に新しい供養先の選定です。最近多いのは永代供養墓といって、お墓参りをしなくても、墓地の管理者が永久に供養と管理をする墓です」

 

さらに費用もかかる。墓石の撤去や整地には一般的に1平方メートル10万円〜といわれているが、墓が込み合って重機が使えないなどの理由で高額になることも。

 

「古い墓の魂を抜く仏事などのお布施や、墓が菩提寺にある場合は、檀家をやめるための『離壇料』が必要です。離壇料は通常3万〜10万円程度ですが、高額を要求され、もめるケースもあります。新しい供養先にも、納骨料などを払う必要があります」

 

こういった複雑な墓じまいの過程を、一律料金で代行するサービスが出てきたという。

 

「(株)まごころ価格ドットコムの『墓じまいまごころパック』は、行政手続きから墓石の撤去・整地、新しい供養先の紹介までが36万8,000円。菩提寺との交渉は含みませんが、自宅に遺骨の一部を置く小さな骨壺や納骨家具が用意され、手元供養ができると好評です」

 

また、費用のかかる墓石の撤去・整地に特化したサービスもある。

 

「(株)エフ・コネクトは、複数の墓石解体業者から無料で一括見積りを行います。明確な料金体系がないので、良心的な業者を選ぶためには有効なサービスでしょう」

 

僧侶が代表を務めるNPO法人やすらか庵でも、墓じまいの相談や代行サービスを提供。墓石の撤去・整地には3平方メートルの墓地で約18万円。行政手続きの代行や海上散骨なども、別途料金表が提示されている。

 

墓じまいの複雑な手続きを代行してくれるサービスだが、荻原さんは利用する際の注意点をこう語る。

 

「これらのサービスを利用する際は、たとえば行政手続きの提出まで代行可能か、方法の案内までかなど、代行の範囲をよく確認してください。丸投げできると思っていたら、追加料金を請求されるというトラブルが起こりかねません」

【関連記事】

急増中…「墓じまい」には“3年計画&予算100万円”を

お盆を前に考えたい、かしこい「墓じまい」の10カ条
水木しげる 目撃されていた92歳の墓掃除「楽しそうだった」

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

パク・ヒョンシク語る防弾少年団、SHINeeメンバーとの共演2017.09.19

最旬スターのインタビューをお届けするK☆STAR LOVERSの今回のゲストは、俳優としてメキメキと頭角を現すパク・ヒョンシク(25)。ヒットドラマ『相続者たち』、『家族なのにどうして~ボクらの恋日記...


ランキング